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J-GLOBAL ID:201002298694648403   整理番号:10A0904338

C型レクチンはCD45ホスファターゼ相同体と協力して蚊のウエストナイルウイルス感染を促進する

A C-Type Lectin Collaborates with a CD45 Phosphatase Homolog to Facilitate West Nile Virus Infection of Mosquitoes
著者 (9件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 714-725  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウエストナイルウイルス(WNV)は米国で最もよく見られる節足動物媒介フラビウイルスであるが,感染に関与するベクターリガンドは不明である。著者らは本稿で,Aedes aegypti C型レクチンであるmosGCTL-1がWNVによって誘導され,カルシウム依存的にWNVと相互作用し,in vivoおよびin vitroで感染を促進することを示している。mosPTP-1と名付けられたA.aegyptiにおけるヒトCD45の蚊相同体は,mosGCTL-1を補充して細胞へのウイルス付着を可能にし,ウイルス侵入を促進する。in vivo実験により,mosGCTL-1およびmosPTP-1が同じ経路の一部として機能し,蚊のWNV感染にとって重要であることが分かる。同様の現象がWNVの天然ベクターであるCulex quinquefasciatusでも見られ,これらの遺伝子がWNV感染に関与することが実証された。蚊吸血過程中,WNV感染はin vivoでmosGCTL-1抗体により遮断された。フラビウイルスと節足動物の相互作用を分子的に理解することで,事実上,ウイルス伝播を制御する方法に到達する可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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