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J-GLOBAL ID:201002298722365358   整理番号:10A0703660

金ナノ粒子の配位子シェルの制御による鉛イオンの無標識比色検出

A label-free colorimetric detection of lead ions by controlling the ligand shells of gold nanoparticles
著者 (5件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 516-522  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pb2+イオンがチオ硫酸塩(S2O32-)不動体化金ナノ粒子(AuNP)の配位子シェルを変化させる原理に基づいて操作する水溶液中のPb2+イオンの検出のための簡易,比色及び無標識AuNPプローブを開発した。AuNPは溶液中でS2O32-イオンと反応してAuNP表面にAu+・S2O32-配位子シェルを形成し,4-メルカプトブタノール(4-MB)の接近を抑制する。Pb2+イオンの存在下でAuNPの表面にPbAu合金が生じることを表面支援レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析(SALDI-TOF MS)と誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)測定は示し,この合金がAu+・S2O32-配位子シェルの安定性を弱め,AuNP表面への4-MBの接近を増強し,これにより,AuNPの凝集を誘導する。この結果,AuNPの表面プラズモン共鳴(SPR)吸収が赤方偏移して広がり,水溶液中のPb2+イオンが定量できる。この4-MB/S2O32--AuNPプローブは高感度(直線検出範囲:0.5~10nM)でPb2+イオンに対して選択的(他の金属イオンの少なくとも100倍)であった。この費用に対して効果の高い検出システムにより実試料(本事例では,河川水,モンタナ土壌及び尿試料)中のPb2+イオン濃度が迅速,簡易に定量できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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無機化合物の物理分析  ,  分析機器 

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