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J-GLOBAL ID:201002298744107034   整理番号:10A0675213

銀河系中心方向の分子雲のNANTEN探査: コンパクト天体の付随

NANTEN Survey of Molecular Clouds toward the Galactic Center; Association of Compact Astronomical Objects
著者 (12件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 557-612  発行年: 2010年06月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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分子雲とその性質をより良く理解するために<sup>12</sup>CO(J=1-0)と<sup>13</sup>CO(J=1-0)のNANTENデータベースを解析し,IRAS点源,電波連続波源,再結合線源,メーザ線源,及び他の分子輝線源などの若い高質量星形成領域の候補の付随を探査した。また,TeVγ線源のデータとも比較した。解析領域は<sup>12</sup>COに対して-12°≦l(銀経)≦12°と-1.5°≦b(銀緯)≦1.5°,<sup>13</sup>COに対して-6°≦l(銀経)≦8°と-1°≦b(銀緯)≦1°をカバーする。その結果,CO放射を持つ169の位置に167個のIRAS点源,73個の再結合線源,58個のメーザ源,107個の電波連続波源,及び77個の分子輝線源が付随していることを同定した。既知の速度を持つ天体の中の付随(68%)はかなり信頼できるが,位置一致のみの付随(32%)は信頼できない。これらのCO分子雲のカタログを将来の追跡研究に有効な形で与えた。カタログの特別な利用例として,活動的星形成の3つの顕著な領域,W28,W30,及びW31に注目した。特に,W30領域は広がったTeVγ線源と分子ガスの間に著しい相関を示すことを発見した。これはMANTENデータ集合から同定したW28の相関[A&A,481,401(2008)]に続く2番目の相関である。分子特性近傍のパルサーPSR J1803-2137がγ線生成で役割を演じることを示唆した。W31領域は別の活発な星形成を示すが,γ線源はまだ見つかっていない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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星雲  ,  宇宙線起源 
引用文献 (130件):
  • Acord, J. M., Churchwell, E.,& Wood, D. O. S.1998, ApJ, 495, L107
  • Aharonian, F., et al.2005, Science, 307, 1938
  • Aharonian, F., et al.2006, ApJ, 636, 777
  • Aharonian, F., et al.2008, A & A, 481, 401
  • Altenhoff, W. J., Downes, D., Pauls, T.,& Schraml, J.1978, A & AS, 35, 23
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