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J-GLOBAL ID：201002298818464012   整理番号：10A0345397

マルエージング鋼250溶接部の微視組織及び溶接後熱処理の効果

Investigation into Microstructures of Maraging Steel 250 Weldments and Effect of Post-Weld Heat Treatments

著者 (4件)： TARIQ Fawad (Pakistan Space and Upper Atmosphere Res. Commission(SUPARCO), Karachi, PAK) ,  BALOCH Rasheed Ahmed (Pakistan Space and Upper Atmosphere Res. Commission(SUPARCO), Karachi, PAK) ,  AHMED Bilal (Pakistan Space and Upper Atmosphere Res. Commission(SUPARCO), Karachi, PAK) ,  NAZ Nausheen (Pakistan Space and Upper Atmosphere Res. Commission(SUPARCO), Karachi, PAK)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 19  号： 2  ページ： 264-273  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多層ガスタングステンアーク溶接を用いて(フィラワイヤの化学成分は母材と類似),マルエージング鋼グレード250を溶接し,溶接ままと時効処理を行った溶接部について金属組織及びミクロ硬さ試験を行った。その結果,1)758K,5hの時効で溶接継手は最適の機械的性質を得た,2)758~823Kで3~5h時効後の溶接金属のセル境界に著しい量の安定な戻りオーステナイトが形成した(793K.5hで19%)。高温で時効すると,成分的不均一性(特にMo)によると思われるセル境界に沿った斑点状のオーステナイトが連続したネットワーク状に増加した。なお,溶接ままのものには,戻りオーステナイトは見られない。1093K,1hの溶体化処理では溶接金属構造と関連する成分的不均一性を完全に除去できないが,1373Kでの均質化ではその後の時効で均一な構造となりオーステナイトのないラスマルテンサイト構造を生じさせた。

シソーラス用語： *溶接熱影響部 ,  析出 ,  オーステナイト ,  *マルエージング鋼 ,  金属組織 ,  後熱処理 ,  多層溶接 ,  TIG溶接 ,  時効処理 ,  溶接継手 ,  不均一性 ,  ネットワーク ,  溶体化処理 ,  マルテンサイト
準シソーラス用語： ラスマルテンサイト

分類 (3件)： 溶接部  (WC07100I) ,  熱処理技術  (WC03020T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： マルエージング鋼 ,  溶接部 ,  組織 ,  溶接後熱処理