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J-GLOBAL ID:201002298852778417   整理番号:10A0191838

パントテン酸シンテターゼのX線結晶学とNMR研究はパントイン酸によるホモトロピック阻害機構への知見を提供する

X-ray crystallographic and NMR studies of pantothenate synthetase provide insights into the mechanism of homotropic inhibition by pantoate
著者 (4件):
資料名:
巻: 277  号:ページ: 697-712  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大腸菌パントテン酸シンテターゼ(PS)の二量体N末端ドメイン(nPS)のパントイン酸結合型の構造および基質結合相互作用をX線結晶学および高分解能NMRで解析した。大腸菌nPS-パントイン酸複合体は非対称ユニットを持つ二量体で,2分子のパントイン酸分子が第1のモノマー(A鎖)に,1分子のパントイン酸が第2のモノマー(B鎖)に結合していた。したがってパントイン酸結合は正規なパントイン酸結合部位(部位I)とATP結合部位(部位II)で生じた。パントイン酸の部位IIへの結合によって,HXGH(34-37)モチーフ残基のバックボーンと側鎖原子が移動し,A鎖構造が大きく変化することを見出した。溶液NMRから,ATPは化学量論的にATP結合部位(部位II)からパントイン酸を置換することを示した。さらに,植物PSで観察されるパントイン酸のホモトロピック効果が,ATP結合部位へのこの基質の競合的結合によって引き起こされる構造的詳細も示した。部位IとIIのパントイン酸の距離は~5Åであることから,PSの阻害剤としてパントイン酸分子の潜在的利用を提案する。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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