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J-GLOBAL ID：201002298906617236   整理番号：10A0909954

ガス絶縁電力用変圧器絶縁構成の部分放電による劣化特性

Deterioration Characteristics Due to Partial Discharges in Insulating Structure Constituting Gas-filled Power Transformers

著者 (4件)： OKABE Shigemitsu (Tokyo Electric Power Co., Kanagawa, JPN) ,  UETA Genyo (Tokyo Electric Power Co., Kanagawa, JPN) ,  WADA Haruhisa (Toshiba Corp., Kanagawa, JPN) ,  OKUBO Hitoshi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 17  号： 4  ページ： 1204-1213  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電力用変圧器の運転電圧に対する健全性は長時間耐電圧試験時の部分放電(PD)試験によって評価されるが,ガス絶縁変圧器については現在油入変圧器に対する判定基準が適用されている。しかしガス絶縁変圧器の絶縁構造は油入変圧器とは異なる絶縁材料で構成されているので,本文ではガス絶縁変圧器の部分放電に対する判定基準を確立するために種々の実験を行ない,残留インパルス耐電圧を低下させる有害PDレベルを絶縁構造構成素材に対して求めた結果を報告した。さらにターン間絶縁モデルについても検討を行ったが,通常の試験電圧では仮に異物が存在したとしても発生するPDが非常に小さく,絶縁物に損傷を与えないことから有害PDレベル設定の必要がないことを確認した。一方セクション間絶縁の場合には粒子がセクション間を完全に橋絡するとPDが発生することが確認された。これらの実験結果から,残留インパルス耐電圧から見た有害PDレベルは10000pCであると推定される。

シソーラス用語： *電力変圧器 ,  *ガス絶縁 ,  絶縁材料 ,  *部分放電 ,  *絶縁劣化 ,  層間絶縁 ,  シミュレーションモデル ,  絶縁試験 ,  *絶縁体
準シソーラス用語： 構成要素 ,  *絶縁材

分類 (1件)： 変圧器  (NB08020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： ガス絶縁 ,  電力用変圧器 ,  絶縁 ,  部分放電