文献

J-GLOBAL ID：201002298918961501   整理番号：10A0081339

三ローラ式ピッチングマシンの投球性能の向上研究

On Improvement of Throw Performance of Baseball Pitching Machine with Three Rollers

著者 (5件)： 酒井忍 (金沢大 理工学域) ,  尾田十八 ,  野辺亮太 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  角田裕俊 (金沢大 大学院自然科学研究科) ,  中山均 (スナガ開発)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 45  号： 1  ページ： 24-29  発行年： 2010年01月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高速で,多様な球種のボールを制球よく投球するため,先に開発した三ローラ式ピッチングマシンの投球性能を向上させる方法を調査した。動的有限要素解析によって,投球時のボールの縫い目や姿勢がボールの球速や球種,投球角度などに与える影響を評価した。その結果,三ローラ式ピッチングマシンの投球精度はローラの大径化によって向上することが分かった。また,三ローラ式ピッチングマシンのローラ間隔を現在のマシンの25.1mmより27.1mmに大きくすると,縫い目に対するロバスト性が高くなり,投球精度が向上した。

シソーラス用語： *動作 ,  *改良 ,  *スポーツ用具 ,  有限要素法 ,  動的解析 ,  縫製 ,  ローラ ,  間隔 ,  直径 ,  解析モデル
準シソーラス用語： *ピッチングマシン ,  *投球 ,  *性能向上 ,  縫目 ,  精度向上

分類 (1件)： スポーツ用具  (ZB04000E)

引用文献 (7件)：

• MISH, S. P. Design of a Full Degree-of-freedom Baseball Pitching Machine. Journal of Sports Engineering. 2001, 4, 3, 123-133
• 尾田十八. ニューラルネットワークを用いた変化球制御型ピッチングマシンの開発. 日本機械学会論文集, C編. 2005, 71, 702, 201-206
• 酒井忍. ローラ式ピッチングマシンの投球精度向上に関する研究. 設計工学. 2008, 43, 5, 39-44
• 酒井忍. ローラ式ピッチングマシンの投球精度に関する研究. 日本機械学会論文集, C編. 2007, 73, 735, 2962-2967
• 酒井忍. ローラ式ピッチングマシンの投球シミュレーションとその最適化に関する研究. 日本機械学会論文集, C編. 2008, 74, 748, 2864-2869

タイトルに関連する用語 (4件)： ローラ ,  ピッチングマシン ,  投球 ,  研究