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J-GLOBAL ID：201002298926398115   整理番号：10A0544197

ポリラクチドステレオコンプレックス形成は加水分解安定性を高めるが酸加水分解生成物のパターンの増加をもたらす

Polylactide Stereocomplexation Leads to Higher Hydrolytic Stability but More Acidic Hydrolysis Product Pattern

著者 (5件)： ANDERSSON Sofia Regnell (Royal Inst. of Technol. (KTH), Stockholm, SWE) ,  HAKKARAINEN Minna (Royal Inst. of Technol. (KTH), Stockholm, SWE) ,  INKINEN Saara (Tate & Lyle Finland Oy, Turku, FIN) ,  SOEDERGARD Anders (Tate & Lyle Finland Oy, Turku, FIN) ,  ALBERTSSON Ann-Christine (Royal Inst. of Technol. (KTH), Stockholm, SWE)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 4  ページ： 1067-1073  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(L-ラクチド)/ポリ(D-ラクチド)(PLLA/PDLA)ステレオコンプレックス(SC)(I)の溶液キャストによりIのフィルムを調製した。塩緩衝液中でのIのフィルムの加水分解挙動を重量法,水分及びpH測定,ESI-MS,SEM,DSCにより監視した。重量減,表面変化から見るとIはPLLA単味に比べ加水分解抵抗性が高かった。しかしIの加水分解媒体のpHはPLLA単味のそれより速く低下した。これはIから強酸性の乳酸オリゴマの短鎖が多く生成したためであった。これをSC形成による分子間結晶化の増加,したがって結合鎖数増加により説明した。これは生成物パターンの全体的形状からも確認できた。

シソーラス用語： 加水分解 ,  *解重合 ,  水分 ,  pH【水素イオン指数】 ,  時間依存性 ,  電子顕微鏡観察 ,  表面構造 ,  オリゴマ化 ,  劣化 ,  結晶化 ,  結晶性高分子 ,  *ステレオコンプレックス ,  *ポリ乳酸 ,  結晶度
準シソーラス用語： *PLLA【乳酸】 ,  オリゴマー形成 ,  表面モルフォロジー ,  分解生成物

分類 (1件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 加水分解 ,  安定性 ,  酸加水分解 ,  生成物