文献

J-GLOBAL ID：201002298935903515   整理番号：10A0254400

メタクリル酸ジエチルアミノエチル系カチオン性ナノゲル

Cationic nanogels based on diethylaminoethyl methacrylate

著者 (4件)： MAREK Steve R. (Dep. of Chemical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin TX, USA) ,  CONN Charles A. (Dep. of Chemical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin TX, USA) ,  PEPPAS Nicholas A. (Dep. of Chemical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin TX, USA) ,  PEPPAS Nicholas A. (Dep. of Biomedical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin TX, USA)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 6  ページ： 1237-1243  発行年： 2010年03月11日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PEGつき親水性単位を含み蛋白質や酵素をナノゲル内部に包接しうる100~400nmのラテックスナノ粒子を形成する新規逆エマルション重合法を開発した。メタクリル酸2-ジエチルアミノエチル{DEAEM}およびポリエチレングリコールモノエチルエーテルモノメタクリレート{PEGMMA}と架橋剤ジメタクリレート存在下,APS/NaMBS蝕媒でナノゲルを調製し,ポリマー組成や重合パラメタの影響を調べた。ナノゲルの性質を溶液重合によるミクロ粒子と比較した。新規方法により長さ400Daから2000DaのPEG表面ひもを導入でき,ナノゲルのζ電位は酸性条件下での70mV~30mVから塩基性媒体中での-60mV~2mVへ減少した。ナノゲルはDEAEM上の第三アミンのプロトン化により,塩基性媒質中での径100nmから酸性媒質中では800nmに膨潤した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 分子構造 ,  化学合成 ,  ポリメタクリル酸アルキル ,  乳化重合 ,  水溶液 ,  Triton X-100 ,  膨潤 ,  pH依存性 ,  架橋度 ,  *ヒドロゲル ,  シクロアルカン
準シソーラス用語： ナノゲル ,  *ポリエチレングリコールメタクリレート ,  *逆エマルション重合 ,  二亜硫酸ナトリウム ,  過硫酸アンモニウム

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (4件)： Brij 30 ,  N,N,N′,N′-テトラメチルエチレンジアミン ,  シクロヘキサン ,  メタクリル酸2-(ジエチルアミノ)エチル

タイトルに関連する用語 (3件)： メタクリル酸 ,  カチオン ,  ナノゲル