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J-GLOBAL ID:201002299065272090   整理番号:10A0037028

エジプトEl-Beheira県の病院廃棄物管理

Hospital waste management in El-Beheira Governorate, Egypt
著者 (1件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 618-629  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,El-Beheira県Damanhour市のランダムに選択した8か所の病院で行なっている病院廃棄物管理の実情を調査し,これらの廃棄物の毎日の合計発生量を測定した。病院廃棄物の物理化学的特性を,標準的な方法で調べた。廃棄物の隔離,収集手順,一時貯蔵容器の型式,現場での輸送方法と集中貯蔵場所,廃棄物の処理,持出し輸送,及び最終処分方法に関する情報を集めるため,質問票による調査を行なった。本研究により,これらの病院で発生する医療廃棄物の量が1.249t/dであることが分かった。廃棄物の2/3近くは家庭ごみと類似のものである。残り(38.9%)は,有害廃棄物と考えられる。調査の結果,医療廃棄物の一部が家庭ごみと一緒に処分されている所では,すべての廃棄物の隔離がきちんとした規則や基準に従って行なわれてはいないことが判明した。固形医療廃棄物について最も多く行なわれていた処理方法は焼却で,これは今の時点ではこれに伴うリスクからして許容されない。これらの病院のうち一つだけが,大気汚染防止システムを何も備えていない焼却炉を設置していた。加熱蒸気滅菌を用いていたのも選択した病院のうち一つだけであった。液体医療廃棄物については,調査の結果,調査した病院のほとんどすべてが何の処理もせずに都市下水道に排出していることが明らかになった。Damanhour市における現行の病院廃棄物管理実態の不適切さは,主に,発生源の隔離が有効でないこと,不適切な収集方法,安全性に欠ける廃棄物貯蔵,適切な管理のための資金及び人的資源の不足,廃棄物処分の管理不十分に関係しているとの結論を得た。検討を要するその他の問題点は,適切な保護装置の欠如,訓練の欠如,及び病院廃棄物管理に係わる諸部門の間の責任系統の不明確さである。効果的な病院廃棄物管理計画は多面的なもので,国及び地方行政機関から病院スタッフ,私企業に至るあらゆるレベルの関係者の協力を必要とする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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産業廃棄物処理  ,  医療制度 
タイトルに関連する用語 (3件):
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