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J-GLOBAL ID：201002299110621726   整理番号：10A0300067

鉄(III)および亜鉛(II)のカリキサレン錯体 合成,構造研究およびε-カプロラクトン重合の前触媒としての利用

Iron(III) and Zinc(II) Calixarene Complexes: Synthesis, Structural Studies, and Use as Procatalysts for ε-Caprolactone Polymerization

著者 (6件)： ARBAOUI Abdessamad (Univ. East Anglia, Norwich, GBR) ,  REDSHAW Carl (Univ. East Anglia, Norwich, GBR) ,  ELSEGOOD Mark R. J. (Loughborough Univ., Leicestershire, GBR) ,  WRIGHT Victoria E. (Loughborough Univ., Leicestershire, GBR) ,  YOSHIZAWA Akina (Saga Univ., Saga, JPN) ,  YAMATO Takehiko (Saga Univ., Saga, JPN)
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 5  号： 3  ページ： 621-633  発行年： 2010年 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄(II)イオン源として[MFe(OtBu)₃(THF)]₂(M=Na,K)と[n]カリキサレンH₆(n=4,6,8)またはオキサカリキサレンを組み合わせると,空気に非常に不安定な錯体が生成した。これらから新規の鉄(III)ヘテロ二金属錯体を高収率で合成し,単離,特性付けを行なった。配位子はp-tert-ブチルテトラホモジオキサ[6]カリキサレンH₆である。更に亜鉛(II)錯体も合成した。X線結晶解析によりこれらの構造を明らかにし,ε-カプロラクトン開環重合の前触媒としての性能をスクリーニングし,比較した。その結果,亜鉛(II)錯体のほうが高い活性を示した。

シソーラス用語： *鉄錯体 ,  亜鉛錯体 ,  化学合成 ,  X線回折 ,  分子構造 ,  結晶構造 ,  *重合触媒 ,  二核錯体 ,  開環重合 ,  触媒活性 ,  脂肪族ニトリル ,  カリックスアレーン
準シソーラス用語： カリキサレン

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (5件)： ε-カプロラクトン ,  アセトニトリル ,  p-tert-ブチルカリックス[4]アレーン ,  p-tert-ブチルカリックス[6]アレーン ,  p-tert-ブチルカリックス[8]アレーン

タイトルに関連する用語 (8件)： 鉄 ,  亜鉛 ,  カリキサレン ,  錯体 ,  研究 ,  ε-カプロラクトン ,  重合 ,  前触媒