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J-GLOBAL ID:201002299111205432   整理番号:10A0145393

Aeropyrum pernix由来チミン-DNAグリコシラーゼの発現と特性解析

Expression and characterization of thymine-DNA glycosylase from Aeropyrum pernix
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 1-6  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Aeropyrum pernix(A.pernix)由来の組換えチミン-DNAグリコシラーゼ(TDG)を大腸菌で発現させた。基質としてチミン/ウラシル塩基を含んだオリゴヌクレオチドを使い,組換えA.pernix TDG(ApeTDG)の酵素活性特性を解析した。ApeTDGはT/Gミスマッチにはっきりとしたグリコシラーゼ活性を示した。チミン除去の至適温度およびpHはそれぞれ65~70°CおよびpH7.0~8.5であった。高濃度の塩化ナトリウムはチミン除去を阻害した。2価イオンは異なった影響をApeTDGによるチミン除去に及ぼした。Ca2+およびMg2+は酵素活性を阻害しなかったが,Ni2+,Co2+,Cu2+,Mn2+およびZn2+は切り出し反応を完全に阻害した。超好熱性古細菌由来の通りに,ApeTDG蛋白質は75°Cで耐熱性であった。ApeTDGはウラシル塩基にも比較的弱いDNAグリコシラーゼ活性を示し,次のような順序あった:U/C>U/G≒U/T>U/U≒U/I≒U/AP≒U/->U/A。T/Gの3′における付加的ミスマッチはT/Gの5′のミスマッチより弱い阻害をチミン除去に示し,T/Gの両側での2つの付加的ミスマッチはチミン切り出しを完全に阻害した。全体として,これらのデータからApeTDGは弱いUDG活性を有するTDG蛋白質であることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酵素一般  ,  遺伝子操作  ,  微生物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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