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J-GLOBAL ID:201002299116216327   整理番号:10A0955021

ポリメチレン膜のバリア特性に対する超疎水性の効果

Effect of Superhydrophobicity on the Barrier Properties of Polymethylene Films
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号: 17  ページ: 14039-14046  発行年: 2010年09月07日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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超疎水性ポリメチレン(SH PM)膜は,表面から取込んだ空気のため膜のバリヤ特性が高く,酸化還元プローブとしてのイオン輸送に抵抗性を示す。そこでSH PM膜のバリア特性を研究した。SH PM膜の調製は,先ず金表面上にビニル末端自己集合単分子層を形成させ,次に表面をボラン溶液に浸漬し,更にジアゾメタン溶液に浸漬してボラン部位から重合を開始させて行った。また平滑な非超疎水性NSH PM膜は,銅被覆した金表面を同様に処理して調製した。電気化学インピーダンス分光測定からは,SH PM膜のイオン輸送抵抗性はNSH PM膜よりも三桁大きいことが分かった。SH PM膜の仮想インピーダンスあるいは逆キャパシタンスは,平滑な膜に対するHelmholtz理論の予測よりも正の偏差を示した。空気の捕捉効果を記述するために,PM/溶液界面をキャパシタ回路を含むPM/空気複合体としてモデル化した。このモデルのキャパシタ回路の単一等価キャパシタへの折畳みにより,キャパシタンスを予測する数学モデルを求めた。この数学モデルは,膜の誘電特性に対するPM膜厚さや誘電率との相関を可能にし,イオン輸送に対する抵抗性を説明することができた。SH PM膜と水溶液との著しく小さい接触面積が,膜のバリア特性を高めていることを述べた。
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分類 (2件):
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固-液界面  ,  固体中の拡散一般 
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