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J-GLOBAL ID：201002299127375427   整理番号：10A0855139

水純度管理-揮発性物質処理の留意点-

著者 (1件)： 水野孝之
資料名： ボイラ研究  (Journal of the Japan Boiler Association)
号： 362  ページ： 6-10  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： G0064A  ISSN： 0387-0162  CODEN： BOKEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来のボイラ水系の処理薬剤としての水酸化ナトリウムや燐酸ナトリウムに代われ最近ではアンモニアとヒドラジン等を使用する揮発性物質処理が使用されている。更にヒドラジンは発ガン性物質であることからこれに代わるアミン類も注目されるようになっているのでこれらの薬剤処理の注意点について解説した。アンモニア,アミンは燐酸塩とは逆に実際のボイラ水系のpH値は管理値より低くなり中・高圧ボイラではpHは中性近くになる。加えて酸性不純物が混入した際に酸性化する危険が大きく腐食損傷事故を引き起こす要因となることを示した。アンモニア,アミン系の処理法に切り替える場合には水の純度管理が重要となり酸伝導率の測定・監視が不可欠の事項となることを強調した。

シソーラス用語： ボイラ水 ,  用水処理 ,  水管理 ,  純度 ,  揮発分 ,  薬物 ,  ヒドラジン ,  *アンモニア ,  *アミン ,  pH【水素イオン指数】 ,  不純物 ,  酸性化 ,  損傷
準シソーラス用語： *ボイラ水処理 ,  揮発性物質 ,  腐食損傷

分類 (1件)： ボイラ付属装置  (PB01030G)

引用文献 (2件)：

• READ, A. J. J. Solution Chem. 1982, 11, 9, 649-664
• BURSIK, A. PowerPlant Chem. 2004, 6, 11, 683-688

タイトルに関連する用語 (4件)： 水 ,  純度 ,  揮発性物質 ,  留意