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J-GLOBAL ID：201002299140219345   整理番号：10A0582624

移動全方位マルチカメラシステムのための関心点数え上げによる効率的な数百ベースラインステレオ

Efficient hundreds-baseline stereo by counting interest points for moving omni-directional multi-camera system

著者 (2件)： SATO Tomokazu (Graduate School of Information Sci., Nara Inst. of Sci. and Technol., 8916-5 Takayama, Ikoma, Nara, JPN) ,  YOKOYA Naokazu (Graduate School of Information Sci., Nara Inst. of Sci. and Technol., 8916-5 Takayama, Ikoma, Nara, JPN)
資料名： Journal of Visual Communication and Image Representation  (Journal of Visual Communication and Image Representation)
巻： 21  号： 5-6  ページ： 416-426  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W0218A  ISSN： 1047-3203  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,キャリブレーション済み移動マルチカメラシステムにより獲得された長いベースライン画像列から深さマップを推定するための効率的手法を提案した。深さマップ推定に対する提案概念は極めてシンプルである。即ち,ここでは,多重ベースラインステレオの元のフレームワークと,画像中の関心点の全数(TNIP)の数え上げ手法を統合した。シンプルなアルゴリズムを用いることによっても,従来のステレオマッチングで用いられて来たSSD(二乗差分の和)およびNCC(正規化交差相関)のような類似度を計算すること無しにその深さを決定することができる。提案ステレオアルゴリズムは歪やオクルージョンに対して計算効率が高くロバスト性を持っており,全方位およびマルチカメライメージングの親和性が高い。素朴なTNIPベース手法に対し精度および効率性間の期待トレードオフは確認されているが,TNIPおよびSSDの両者を用いるハイブリッドアプローチでは,高精度で高効率な深さ推定を実現することによりその改善を行う。人工的シーンおよび実屋外シーンの両者に対しTNIPベースステレオアルゴリズムの有効性および実現可能性の実験的検証を行った。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コンピュータビジョン ,  *立体画像 ,  ステレオマッチング ,  オクルージョン ,  ロバスト性 ,  カメラ ,  ハイブリッド系 ,  評価試験
準シソーラス用語： *ステレオ画像 ,  マルチカメラ ,  *深さマップ ,  全方位カメラ

分類 (2件)： パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 全方位 ,  マルチカメラシステム ,  関心 ,  ベースライン ,  ステレオ