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J-GLOBAL ID:201002299153592118   整理番号:10A0815248

カイコのメラニン沈着変異体はアリルアルキルアミン-N-アセチルトランスフェラーゼBm-iAANATの突然変異を原因とする

Mutations of an Arylalkylamine-N-acetyltransferase, Bm-iAANAT, Are Responsible for Silkworm Melanism Mutant
著者 (9件):
資料名:
巻: 285  号: 25  ページ: 19553-19560  発行年: 2010年06月18日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カイコの幼虫と成虫の体色変異体であるメラニン沈着(min)の原因を検討することにした。位置クローニングにより同定された遺伝子がコードする蛋白質がショウジョウバエでドーパミンをN-アセチルドーパミン(N-アセチルドーパミンスクレロチンの前駆体)に変換する酵素の遺伝子(DAT)と相同であることを見つけ,Bm-iAANATと命名した。mln変異体には2種類の異常なBm-iAANATコピーが存在し,その発現レベルは野生型(WT)より著しく低かった。硬化する組織(頭部,胸脚,肛門板)でのドーパミン含有量がWTの約二倍になっており,異常なBm-iAANAT活性によってメラニン代謝経路に関係する他の遺伝子が様々な方法と程度で調節されていたので,mln変異体でのドーパミン蓄積増加はBm-iAANATの機能欠損から生じ硬化組織で体色暗化を誘発すると推測された。したがって,カイコのアリールアルキルアミン-N-アセチルトランスフェラーゼBm-iAANATがこの体色変異体の原因であると示唆された。
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  蚕 
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