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J-GLOBAL ID：201002299187942088   整理番号：10A1036414

非鎖状HF(DF)レーザーの活性媒質中における自己保持体積放電の脱離不安定性

Detachment instability of self-sustained volume discharge in active media of non-chain HF(DF) lasers

著者 (4件)： BELEVTSEV A. A. (Joint Inst. High Temperatures, Russian Acad. Sci., Moscow, RUS) ,  KAZANTSEV S. Yu. (A.M. Prokhorov General Physics Inst., Russian Acad. Sci., Moscow, RUS) ,  KONONOV I. G. (A.M. Prokhorov General Physics Inst., Russian Acad. Sci., Moscow, RUS) ,  FIRSOV K. N. (A.M. Prokhorov General Physics Inst., Russian Acad. Sci., Moscow, RUS)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 40  号： 6  ページ： 484-489  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SF₆とその混合物内における自己保持型体積放電のイオン化不安定性の問題は非鎖状化学HF(DF)レーザーの開発する上で重要である。ここでは,電気放電非鎖状HF(DF)レーザの活性媒質中における,陰イオンからの電子の脱離不安定性の発展を実験的に検討した。この不安定性は陰イオンからの電子衝撃による電子の脱離と速度と解離性電子-イオンの再結合速度の不均衡から生じる。この不安定性を電極から離れた大体積のSF₆ベースのガス混合物中で開始させるために,ガス混合物をパルスCO₂レーザによって加熱した。この場合,自己保持体積放電の自己組織化の結果として放電ギャップ内に擬似的な周期プラズマ構造が形成される。この周期プラズマ構造の発展をレーザパルスと同期させたデジタルカメラによって観察し,電子濃度の時間依存性に関する解析式を得た。放電電流の増加による不安定性の爆発的発展が見いだされ,その特性爆発時間を推定した。HF(DF)レーザーの作動媒体中の単一プラズマチャネルの発展に関する,陰イオンの電子衝撃破壊をもとにした機構を提案した。

シソーラス用語： *化学レーザ ,  電子刺激脱離 ,  不安定性 ,  気体放電 ,  レーザ加熱 ,  炭酸ガスレーザ ,  プラズマチャネル ,  時間発展 ,  自己組織化 ,  周期構造 ,  *プラズマ不安定性 ,  フッ化水素
準シソーラス用語： 電子衝撃脱離 ,  六フッ化硫黄

分類 (2件)： 化学レーザ  (BD04050P) ,  プラズマ波,プラズマ不安定性  (BJ02050T)

タイトルに関連する用語 (9件)： HF ,  DF ,  レーザー ,  活性媒質 ,  自己 ,  保持体積 ,  放電 ,  脱離 ,  不安定性