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J-GLOBAL ID：201002299192730846   整理番号：10A0880326

アンモニア計とDO計を用いた送風量制御システムの開発

著者 (2件)： 遠藤和広 (東京都 下水道局) ,  田崎敏郎 (東京都 下水道局)
資料名： 東京都環境行政交流会誌
号： 33  ページ： 29-32  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： L2422A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 下水処理において微生物の働きを活性化するために空気を吹き込むが,その送風量制御は,従来,DO(溶存酸素)一定制御や硝化制御が行われている。下水処理工程で消費する消費電力の削減を目的として,送風量を減らすためにDO安定制御と可変DO制御を開発しその効果を検証した。DO安定制御は,計測した反応槽内のアンモニア濃度により送風量の増減を行い補正する制御であり,可変DO制御は計測したアンモニア濃度に応じDO設定値を自動的に変える制御である。送風量,処理水質,制御の安定性について評価した結果,可変DO制御が最も送風量が少なく,次いでDO安定制御,DO一定制御の順であった。可変DO制御やDO安定制御による処理水とDO一定制御による処理水の水質には目立った差は無かった。また,両システムとも安定して動作した。以上より,新制御システムにより送風量の削減が行え,処理水質も維持できる可能性が明らかになった。

シソーラス用語： 下水処理 ,  *風量 ,  *溶存酸素 ,  硝化 ,  消費電力 ,  減少 ,  可変性 ,  安定化 ,  水質 ,  硝酸 ,  窒素 ,  *アンモニア ,  計測器 ,  計測 ,  エアレーション装置 ,  エアレーション ,  プロセス制御 ,  *活性汚泥法
準シソーラス用語： *活性スラッジ法 ,  *送風量

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (5件)： アンモニア ,  DO ,  送風量 ,  制御システム ,  開発