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J-GLOBAL ID：201002299222091819   整理番号：10A0887123

処理木材との接触における金属の腐食試験における進歩

ADVANCES IN CORROSION TESTING OF METALS IN CONTACT WITH TREATED WOOD

著者 (2件)： ZELINKA S.L. (Forest Products Lab., USDA, WI) ,  STONE D.S. (Univ. Wisconsin-Madison, WI)
資料名： Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.2  (Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.2)
ページ： 925-933  発行年： 2010年 
JST資料番号： K20100026  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2004年1月,米国の建築用の木材防腐剤の規則変更により,クロメート処理銅ヒ酸塩(CCA)の使用禁止と新しい木材防腐剤(第四級アルカリ性銅化合物(ACQ)と銅アゾール化合物(CuAz))の使用が指定された。本稿では,新旧防腐剤について,建築金物(鋼と亜鉛めっきファスナ)の固体木材(マツ材)への1年間にわたる暴露試験の一次結果を報告した。また,これらの結果を従前の予備試験での木材抽出物について収集された電気化学データと比較した。また,一部,木材用殺虫剤(DDAC)との共用についても試験した。以下の結果を得た。1)第二銅イオンを含む防腐剤の腐食速度は抽出物と固体木で同じであった。何れの場合も腐食は第二銅イオン還元を伴う陰極反応であるが第二銅イオンの移動は律速段階となっていない。2)所与のpHにおいて,木材抽出物中のタンニンは,腐食を抑制する。今後の課題は反応速度論モデルによる,これらの化合物の作用に関する腐食等高線図の作成である。

シソーラス用語： *木材防腐剤 ,  *マツ属 ,  物 ,  タンニン ,  *腐食速度 ,  *鋼 ,  抽出液 ,  建築金物 ,  腐食試験 ,  *処理木材 ,  曝露試験
準シソーラス用語： *亜鉛めっき鋼材 ,  *松 ,  植物エキス ,  抽出物

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  木質材料の製造・加工一般  (FF05031B)

物質索引 (1件)： DDAC

タイトルに関連する用語 (2件)： 処理木材 ,  腐食試験