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J-GLOBAL ID:201002299248462548   整理番号:10A1123571

Actinobacillus suisに共通のシアル酸含有グリカン

Common sialylated glycan in Actinobacillus suis
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号: 10  ページ: 1227-1232  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: W0050A  ISSN: 0959-6658  CODEN: GLYCE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ブタの種々の疾患の病因菌であるActinobacillus suisの多くの株は抗生物質に感受性であるが,食用動物への抗生物質の使用に対する反対が高まっていることから,A.suisに対する有効なワクチンの開発が求められている。本研究では,A.suisの複数の株に共通のオリゴ糖の構造について検討した。A.suisの4種類の株にシアル酸含有グリカンが同定された。このグリカンはシアル酸,ホスホエタノールアミン(PEA)およびO-アセチル基が結合したN-アセチル-ラクトサミン様骨格を持つ遊離オリゴ糖,9-O-Ac-Neu5Ac-(2→6)-β-D-Galp-(1→4)-β-D-6-O-Ac-GlcpNAc-(1→3)-[PEA→6]-β-D-Galp-(1→3)-β-D-GlcpNAc-(1→2)-[9-O-Ac-Neu5Ac-(2→6)]-β-D-Galp-(1→4)-β-D-6-O-Ac-GlcpNAc-(1→3)-[PEA→6]-β-D-Galp-(1→3)-D-GlcpNAcであることが分かった。このグリカンは,その遍在性から,宿主におけるActinobacillus suisの生存に重要であることが示唆された。
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分類 (1件):
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微生物の生化学 
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