抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本報告は,大気汚染防止法の常時監視項目となっている有害大気汚染物質の優先取組物質9物質を含む,同時分析可能な揮発性有機化合物44物質の調査結果を2004年度から2008年度までについてとりまとめたものである。また,2006年度から同時に測定している代替フロン類7物質についても結果をまとめた。優先取組物質は,測定を開始した1997年度以降,2003年度まで概ね減少傾向又は横ばいを示していたが,2004年度以降は減少傾向を示していた物質の中で増加傾向を示したものが確認された。2007年度は,環境基準及び指針値が定められている9物質のうちベンゼンが調査を行った4地点中1地点で,環境基準を達成できなかったが,2008年度には9物質全てが,全測定地点で環境基準を達成し,指針値を満足した。(著者抄録)