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J-GLOBAL ID：201002299354905548   整理番号：10A0867527

新しい吸着剤としてのシリカ-PEG(ポリエチレングリコール)上へのパラジウムの5(p-ジメチルアミノベンジリデン)ローダミン錯体の吸着によるパラジウムの選択固相抽出

Selective solid phase extraction of palladium by adsorption of its 5(p-dimethylaminobenzylidene)rhodanine complex on silica-PEG as a new adsorbent

著者 (4件)： RASTEGARZADEH Saadat (Shahid Chamran Univ., Ahvaz, IRN) ,  POURREZA Nahid (Shahid Chamran Univ., Ahvaz, IRN) ,  KIASAT Ali R. (Shahid Chamran Univ., Ahvaz, IRN) ,  YAHYAVI Hossein (Shahid Chamran Univ., Ahvaz, IRN)
資料名： Microchimica Acta  (Microchimica Acta)
巻： 170  号： 1/2  ページ： 135-140  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： D0076A  ISSN： 0026-3672  CODEN： MIACAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストリア (AUT)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリカゲル-ポリエチレングリコール吸着剤を合成し,Pd(II)の予備濃縮用のミニカラムとして用いた。Pd(II)は5(p-ジメチルアミノベンジリデン)ローダミンとの錯体を生成することにより固相抽出され,吸着剤に保持された。Pd(II)イオンの吸着と溶離効率に影響するパラメータを調べ,条件を最適化した。溶離は塩酸-アセトン混合液で行うことができた。最適条件下では250mLの試料に対して予備濃縮因子は125であった。抽出されたPd(II)はフレーム原子吸光分析により定量することができた。方法は従来の固相抽出-フレーム原子吸光分析法よりも検出限界が低く,0.54ngmL^-1であった。この方法を温泉水,水道水,塵埃,鉱石中のPd(II)の定量に成功裡に適用することができた。

シソーラス用語： *固相抽出 ,  吸着剤 ,  吸着 ,  パラジウム錯体 ,  ポリエチレンオキシド ,  パラジウム化合物 ,  *金属イオン ,  *錯体生成 ,  予備濃縮 ,  *フレーム原子吸光分析 ,  分光光度定量 ,  温泉水 ,  水道水 ,  塵埃 ,  鉱石 ,  シリカゲル ,  水質試験 ,  エステル ,  芳香族アミン ,  ラクタム ,  オレフィン化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： *パラジウムイオン

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  無機化合物の物理分析  (CC03024P)

物質索引 (1件)： 5-[4-(ジメチルアミノ)ベンジリデン]ロダニン

タイトルに関連する用語 (9件)： 吸着剤 ,  シリカ ,  PEG ,  ポリエチレングリコール ,  パラジウム ,  ローダミン ,  錯体 ,  吸着 ,  固相抽出