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J-GLOBAL ID：201002299400536110   整理番号：10A0826257

高窒素含有量オーステナイト鋼の加熱改質

Heating modification of an austenitic steel with high-nitrogen content

著者 (8件)： CAROSI A. (Centro Sviluppo Materiali SpA-CSM, Roma, ITA) ,  AMATI M. (Sincrotrone Trieste, Trieste, ITA) ,  GREGORATTI L. (Sincrotrone Trieste, Trieste, ITA) ,  KACIULIS S. (Inst. for the Study of Nanostructured Materials, CNR, Roma, ITA) ,  MEZZI A. (Inst. for the Study of Nanostructured Materials, CNR, Roma, ITA) ,  MONTANARI R. (Univ. Rome ‘Tor Vergata’, Roma, ITA) ,  ROVATTI L. (Univ. Rome ‘Tor Vergata’, Roma, ITA) ,  UCCIARDELLO N. (Univ. Rome ‘Tor Vergata’, Roma, ITA)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 42  号： 6/7  ページ： 726-729  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線光電子分光法(XPS),多点Augerスペクトル(AES)および光電子放出分光顕微鏡を用いて,850°C熱処理後の窒素高含有オーステナイトステンレス鋼の微細構造変化について調べた。非変態および変態領域における窒素濃度は異なることおよびγ相と窒素過飽和γ_s相間の窒素濃度勾配が存在することを実証した。これらの結果は,既往研究で示唆した変態領域への窒素の正味フラックスを初めて実証し,提案された格子成長機構を支持した。本ステンレス鋼中の境界移動を含む主要な力はγ相と窒素過飽和γ_s相間の窒素濃度勾配であり,γとγ_sが同一の窒素濃度に到達するとき,母材の変態が完了しなくても析出は止まった。本ステンレス鋼の非変態および変態領域間の界面全域でのCr移動が生じた。

シソーラス用語： Augerスペクトル ,  X線光電子分光法 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  結晶成長 ,  結晶粒 ,  光電子放出 ,  相変態 ,  走査電子顕微鏡 ,  窒素 ,  *窒素含有合金 ,  電子顕微鏡観察 ,  熱処理 ,  濃度勾配 ,  微細構造 ,  *不連続析出
準シソーラス用語： 光電子顕微鏡法

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 窒素含有量 ,  オーステナイト鋼 ,  改質