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J-GLOBAL ID：201002299427079501   整理番号：10A0222138

UNSWバナジウムベースレドックスフロー電池の最近の進展

Recent advances with UNSW vanadium-based redox flow batteries

著者 (5件)： SKYLLAS-KAZACOS Maria (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  SKYLLAS-KAZACOS Maria (V-Fuel Pty Ltd, NSW, AUS) ,  KAZACOS George (V-Fuel Pty Ltd, NSW, AUS) ,  POON Grace (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  VERSEEMA Hugh (Univ. New South Wales, NSW, AUS)
資料名： International Journal of Energy Research  (International Journal of Energy Research)
巻： 34  号： 2  ページ： 182-189  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： A0249B  ISSN： 0363-907X  CODEN： IJERDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レドックスフロー電池(RFB)は1970年代から研究されている。その後ニューサウスウェールズ大学(UNSW)が開発した全バナジウムRFB(G1 VRF)は大型の定置式電力貯蔵装置としてオーストラリア,日本,米国などで採用され,実績を挙げている。特に変動の多い再生エネルギーの利用に併せた電力貯蔵装置として有望視されているが,さらなる市場開発のために高効率化およびコスト低減が必要である。本論文では,定置用のコスト要求に対応できるように低コストのスタック材料を使い,80%にも達する高効率を得た5~10kWのG1 VRFについて報告した。またG1 VRFは自動車などの移動用として利用するにはエネルギー密度が低かった(20~35Wh/kg)。これを解決するため新しい第2世代の臭化バナジウムRFB(G2 V/Br)を開発し,エネルギー密度を倍増できる可能性を得ており,性能を示した。また充電の際に発生する可能性にある臭素蒸気を防止する錯化剤の使用について報告した。

シソーラス用語： *二次電池 ,  バナジウム ,  電力貯蔵 ,  大型 ,  技術進歩 ,  原価低減 ,  効率化 ,  可動型 ,  エネルギー密度 ,  改良 ,  臭素 ,  抑制剤 ,  *レドックスフロー電池 ,  減少 ,  変化 ,  改変

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (3件)： バナジウム ,  レドックスフロー電池 ,  進展