抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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耐力壁に構造用合板を用いた木造軸組工法の建物において,断熱材を合板の外側に施行する外張り断熱工法を用い,かつ内装下地用の石膏ボードを合板に直接ビス止めすることで柱と梁のほぼ3面を居住空間側に露出した工法(外張断熱/顕し工法とする)は,使用した構造材の蓄熱効果と調湿効果を最大限に利用でき,また外壁の劣化を目視により確認しやすいなど,柱間充填断熱で内装大壁(充填断熱/大壁工法とする)の在来住宅と比べて有利である。これら,建て方の異なる住宅の蓄熱量を計算したところ,前者の建物は,蓄熱による省エネ効果が期待されるとされる18400kJ/Kを上回る25778.3kJ/Kの蓄熱量(後者の建物の1.69倍)を持つことが分かった。(著者抄録)