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J-GLOBAL ID：201002299483194151   整理番号：10A0497155

厚肉分岐管における溶接残留応力予測値の増大に及ぼす冷却速度の影響

Influence of Cooling Rate on Predicted Weld Residual Stress Buildup in a Thick-Walled Piping Intersection

著者 (2件)： JIANG Wei (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  YAHIAOUI Kadda (Univ. Wolverhampton, Wolverhampton, GBR)
資料名： Journal of Pressure Vessel Technology  (Journal of Pressure Vessel Technology)
巻： 132  号： 2  ページ： 021205.1-021205.8  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： D0445B  ISSN： 0094-9930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 工業界で多用されている厚肉分岐管はマルチパス溶接により加工される場合が多く,これが不都合な残留応力を発生させる。そこで本報では,検証済みの三次元逐次連成熱的力学的有限要素モデリング法を用いて,厚肉分岐管中溶接誘起残留応力を推定した。また,残留応力が最大と成る重要領域の最終的残留応力に及ぼす冷却速度の影響を追究した。この場合,空気に曝された分岐管表面には,各種対流熱伝達係数を適用した。その結果,外表面の残留応力は外部冷却により顕著に低減できることが分かったが,内面冷却では,同じ外表面残留応力が引張から圧縮応力へ劇的に転換することが分かった。このことは,複雑な形状のマルチパス溶接部の残留応力分布を効率的に最適化する,便利な冷却速度制御法の存在を明示している。

シソーラス用語： *多層溶接 ,  *分岐管路 ,  *残留応力 ,  *冷却速度 ,  *速度依存性 ,  有限要素法 ,  モデリング ,  速度制御 ,  最適化 ,  三次元
準シソーラス用語： *マルチパス溶接 ,  *厚肉分岐管

分類 (3件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  配管材料,弁  (QD05020E) ,  金属材料  (HC03020E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 厚 ,  肉 ,  分岐管 ,  溶接残留応力 ,  予測値 ,  冷却速度