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J-GLOBAL ID：201002299493250157   整理番号：10A0897809

ヒト糞便の微生物相のメタトランスクリプトームの解析は優勢に発現される糖質代謝に関与する蛋白質をコードする遺伝子で被検者特異的な発現プロファイルを示す

Metatranscriptome Analysis of the Human Fecal Microbiota Reveals Subject-Specific Expression Profiles, with Genes Encoding Proteins Involved in Carbohydrate Metabolism Being Dominantly Expressed

著者 (7件)： BOOIJINK Carien C. G. M. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  BOEKHORST Jos (Radboud Univ. Nijmegen Medical Centre, Nijmegen, NLD) ,  ZOETENDAL Erwin G. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  SMIDT Hauke (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  KLEEREBEZEM Michiel (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  KLEEREBEZEM Michiel (NIZO Food Res., Ede, NLD) ,  DE VOS Willem M. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 76  号： 16  ページ： 5533-5540  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト胃腸管(GI)の微生物相のメタトランスクリプトームの構成及び安定性の解析のための,RNAフィンガープリント法としてのcDNA増幅断片長多形性(cDNA-AFLP)の適用について検討した。3日間隔で健康な26才の女性と33才の男性の新鮮な糞便試料のDNA及びRNAをcDNA-AFLPプロファイリングに用いた。ヌクレオチドの分離の再現性,mRNAの富化,AFLPのプロファイリングを定量化した。2種の試料のプロフィルを比較して遺伝子発現の時間的安定性に洞察を加えた。本法の再現性は非常に高く,集団の構成,遺伝子発現,及び時間を越えた変動に関して個に特異的な差異が見出された。この手法は遺伝子発現プロフィルが転写物の過少を比較的容易に比較し得るという利点を有するので,空間や時間などの環境変数が遺伝子発現プロフィルや組成に影響する可能性を決めるのに最適と考えられた。

シソーラス用語： ヒト ,  *ミクロフローラ ,  糞便中排泄 ,  *トランスクリプトーム ,  遺伝子発現 ,  *消化器内容物 ,  腸内微生物 ,  AFLP ,  フィンガープリント法 ,  糖質代謝 ,  *微生物検査 ,  cDNA ,  PCR法 ,  定量的PCR法

分類 (2件)： 微生物の生態  (EG03040J) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (11件)： ヒト ,  糞便 ,  微生物相 ,  トランスクリプトーム ,  解析 ,  発現 ,  糖質代謝 ,  蛋白質 ,  遺伝子 ,  被検者 ,  発現プロファイル