文献
J-GLOBAL ID:201002299557041743   整理番号:10A0373943

最密充填金属金ナノ粒子ネットワークを用いた紫外-可視-近赤外光吸収と光検出

UV-visible-near infrared photoabsorption and photodetection using close-packed metallic gold nanoparticle network
著者 (8件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 053510  発行年: 2010年03月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
光電流発生と光検出は通常Si,CdS,PbSを含む半導体結晶に基づく。本論文では紫外-可視-近赤外領域における最密充填金属金ナノ粒子の増強された光吸収と光検出を報告する。紫外-可視領域の光吸収はAuナノ粒子のバンド間遷移と表面プラズモン共鳴に関係するが,増強した近赤外吸収は最密充填ネットワーク中で相互作用するAuナノ粒子の集団効果に起因する。その結果,Auナノ粒子は300~1500nm波長で光検出挙動を示す。電子正孔対の脱局在化とAuナノ粒子内の光放出(photoejection)はキャリア寿命と移行動力学を光キャリア伝導に都合の良い方向に変化させ,従って金属Auナノ粒子最密充填中の光電流発生を有意に促進する。また,Auナノ粒子ネットワーク中の冪乗則伝導機構故に,バイアス電圧を0から5Vに増加させて,Auナノ粒子の量子収量を10-6から10-1光電子/光子に調整できる。5VにおけるAuナノ粒子の量子効率は10-1で,0Vにおける市販のSi光検出のそれと同程度に高く,光検出へのAuナノ粒子の即座の適用性を示す。湿式化学及びインクジェット印刷工程とAuナノ粒子の両立性に鑑みて,金属Auナノ粒子は光検出及び恐らく光起電力応用における半導体結晶の便利な大体物になり得る。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
測光と光検出器一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る