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J-GLOBAL ID:201002299566354363   整理番号:10A1078750

Tg以上のポリ(エチレンテレフタレート)の非晶質粘弾性特性対結晶化度の線形粘弾性挙動: 実験的及び微小力学的モデリング

Linear viscoelastic behavior of poly(ethylene terephtalate) above Tg amorphous viscoelastic properties Vs crystallinity: Experimental and micromechanical modeling
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巻: 51  号: 22  ページ: 5229-5235  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非晶質及び半結晶性ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)の線形粘弾性挙動を,実験的に調べた。異なる結晶化度(Xc)を持つPETのサンプルを調製して,粘弾性的にキャラクタライズした。実験の結果(非晶質PETと半結晶性重合体の特性)に基づいて,微小力学的モデルを使って,最初に半結晶性ポリマーの粘弾性特性を予測し,二番目に結晶化度が増加するときの非晶質相の粘弾性特性の変化を予測した。半結晶性材料の粘弾性特性の微小力学的モデル化をするためには,使用する数値的方法(Laplace-Carson変換)に,及び非晶質相の実際の物理的機械的特性に難点がある。本論文では,以前出くわした数値困難を避ける疑似弾性法を用いて,Laplace-Carsonに基づいた方法を単純化することを試みた。そのため,時間-依存問題を,弾性方程式の周波数-依存セットと取り替えた。中間及び高い結晶化度については大きな不一致があるように見えたが,低結晶化度部分と良い一致が見いだされた。貧弱な一致は,微小力学的モデルの入力として非晶質機械的特性をとりいれなければならないかの問題を持ち出す?。動的機械分析(DMA)実験データによると,異なるガラス転移温度を持つ複数の非晶質相が,試験した半結晶性試料それぞれで観察された。各々の試料について,等価非晶質相に関連した新しいガラス転移温度を決定した。1Hzで実施したDMA試験は,その新しいガラス転移温度に基づいて新しい非晶質相の機械的特性を推定することに役だつ。本論文で展開された新しい微小力学的アプローチを使って,結晶化に際して非晶質相の粘弾性挙動に生じる変化を推定した。微小力学的に推定された非晶質挙動と実験的に推定されたものとの比較後,良い一致が見いだされ,結晶化に際して非晶質相の物理的機械的特性が変化すると確信するに至り,そして,この現象がミクロメカニカルなモデルを使った半結晶性挙動の良い予測の鍵であると考えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の力学的性質 

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