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J-GLOBAL ID:201002299571757573   整理番号:10A0626104

HGFおよびBMP7の印刷アレイ上でのin vitroアルコール損傷時のこれらの成長因子の防御効果を性質決定するための肝細胞の培養

Cultivating hepatocytes on printed arrays of HGF and BMP7 to characterize protective effects of these growth factors during in vitro alcohol injury
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巻: 31  号: 23  ページ: 5936-5944  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究のゴールはアルコール損傷時の成長因子(GF)アレイの肝臓防御効果を検討することである。肝細胞成長因子(HGF)と骨形成蛋白質(BMP)7をコラーゲン(I)と混合し,500μm直径のスポットのアレイを作製するために標準的なガラススライド上にロボット印刷した。初代ラット肝細胞をアレイの上部に播種すると,蛋白質スポットに対応するサイズのクラスタが形成された。そして細胞アレイを48時間,100mMのエタノールに曝露して培養で損傷させた。GFスポットに存在する肝細胞は,細胞をコラーゲンのみのスポットで培養すると,アポトーシスは少なかった。最小のアポトーシス(TUNEL測定で推定されたように0.3%)をHGF/BMP7/コラーゲンで認めたが,ほとんどのアポトーシス(13.7%)をコラーゲンのみのアレイで認めた。興味深いことに,肝細胞のアルコール誘発アポトーシスの程度は,印刷GFの濃度に基づいて変化した。アポトーシスの防御に加えて,印刷GFは,HGF保護肝細胞での高レベルのE-カドヘリン発現で証明されたように,アルコール損傷時の上皮表現型の維持に寄与した。重要なこととして,GFマイクロアレイは肝臓損傷の状況での肝細胞相互作用を検討するのに使用可能だろう。これを強調するため,星細胞-線維症に関与する非実質性肝細胞-をHGF/コラーゲンまたはコラーゲンのみのスポットのどちらかのアレイ上に存在する肝細胞に添加した。これらの共培養のエタノールへの曝露とその後のRT-PCR解析で,HGF保護肝細胞と同時に存在する星細胞が,対照と比較して,有意に活性化が低下する(線維性減少)ことが明らかとなった。全体として,本結果は,GFマイクロアレイ形式が,成長因子の抗線維性および抗アポトーシス性効果をスクリーニングし,そして,特異的な細胞タイプに伝達されるシグナルがどのように不均一なタイプの細胞相互作用を調節するかを検討するのに使用可能であることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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