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J-GLOBAL ID：201002299600917933   整理番号：10A0952834

シクロメチコン水エマルションからの超疎水性ポリウレタン/有機粘土のナノ構造複合体の作製

Fabrication of superhydrophobic polyurethane/organoclay nano-structured composites from cyclomethicone-in-water emulsions

著者 (5件)： BAYER I.s. (Dep. of Aerospace Engineering, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, IL 61801, USA) ,  STEELE A. (Dep. of Aerospace Engineering, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, IL 61801, USA) ,  MARTORANA P.j. (Dep. of Aerospace Engineering, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, IL 61801, USA) ,  LOTH E. (Dep. of Aerospace Engineering, Univ. of Illinois at Urbana-Champaign, IL 61801, USA) ,  LOTH E. (Dep. of Mechanical and Aerospace Engineering, Univ. of Virginia, VA 22904, USA)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 257  号： 3  ページ： 823-826  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シクロメチコン乳剤中のポリウレタン改質モントモリナイト粘土(有機粘土)の分散によりナノ構造ポリウレタン/有機粘土複合膜を作製した。シクロメチコンPickering乳剤は,乳化安定剤としてモントモリロナイト分子を使った水でデカメチルシクロペンタシロキサン(D5),ドデカメチルシクロヘキサシロキサン(D6)とアミノ官能性シロキサンポリマの乳化により作製した。乳剤に分散したポリウレタンと有機粘土をアルミニウム表面にスプレイコーティングした。熱硬化に於ける撥水自浄コーティングは155°Cを超える静的水接触角と低接触角ヒステリシス(<8°)で測定された。コーティング表面の電子顕微鏡画像が自己相似階層のミクロとナノスケールの表面構造を明らかにした。表面形態とアルミニウム表面基板に対するコーティング付着強度は乳剤中に分散したポリウレタンと有機粘土の相対量に敏感な事が分かった。接触角ヒステリシスの測定と同様に静的水接触角を使って超疎水性の度合を解析した。シクロメチコンとポリウレタンの生体適合性により,開発したコーティングは特定の医療への応用が考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *疎水性 ,  *ナノ複合材料 ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  *ポリウレタン ,  *粘土 ,  乳濁液 ,  モンモリロナイト ,  ポリシロキサン ,  アルミニウム ,  基板 ,  高分子薄膜 ,  *生体適合性 ,  付着強さ ,  *接触角
準シソーラス用語： *超疎水性 ,  *有機粘土 ,  シロキサン重合体 ,  付着強度

分類 (1件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (2件)： デカメチルシクロペンタシロキサン ,  ドデカメチルシクロヘキサシロキサン

タイトルに関連する用語 (8件)： 水 ,  エマルション ,  疎水性 ,  ポリウレタン ,  有機粘土 ,  ナノ構造 ,  複合体 ,  作製