抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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弥生時代と古墳時代の大型構造物について考察する。唐古・鍵遺跡は,弥生時代から古墳時代まで600年以上居住され,居住地の周囲には8mを超える大環濠とその外側には小さな環濠が幾重にもあり,環濠面積は居住地面積の倍であった。環濠は治水効果を有し洪水被害を軽減した。環濠集落は水田稲作とともに朝鮮半島から伝来した弥生文化である。弥生集落は,沿岸部か大河川沿いに立地していた。弥生文化は海上交通によって沿岸部から沿岸部へと拡大し,次いで大河川を通じて内陸部へ伝搬したと考えられる。