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J-GLOBAL ID：201002299669878972   整理番号：10A0005733

身体計測データの解析による仮想ユーザ個体群の創製

Creating virtual user populations by analysis of anthropometric data

著者 (2件)： PARKINSON Matthew B. (Engineering Design and Mechanical Engineering, Penn State Univ., Univ. Park, PA 16802, USA) ,  REED Matthew P. (Univ. of Michigan Transportation Res. Inst., Ann Arbor, MI 48109, USA)
資料名： International Journal of Industrial Ergonomics  (International Journal of Industrial Ergonomics)
巻： 40  号： 1  ページ： 106-111  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： T0452A  ISSN： 0169-8141  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目標ユーザ個体群を正確に代表する人体計測測定は,人間の多様性に対し効果的な設計のために本質的であるが,入手できる身体計測データは,ほとんどの製品および環境にとって目標の個体群とはまったく似ていない個体群から引き出されている。例えば,十分な詳細をもつ入手可能なただ一つのデータは兵士から集められているため,多くの一般市民向けデザインが軍隊の身体計測データを用いて査定評価されている。最近の研究では一般市民から詳細な情報を収集したが,これらの個体群でもまた典型的なユーザ群を代表してはいない。本論文は,目標個体群に対する身体計測データの分布を推定するために,入手できる人体計測データを利用するための新たな統計的方法について述べる。多くの設計問題にとって,目標個体群は,性別比,年齢分布,国籍,および民族性のような個体群統計学上の情報全体により特徴付けることができる。大きな範囲の人体計測変数に対し数値を推定するために,2またはそれ以上のデータベースから情報を引き出すことができる統計的モデルを生成するために,主成分分析および線形回帰を使った。目標ユーザ個体群の人種/民族分布に適合し,すべての関連する変数が保持されるように確率的成分を組み入れるアプローチとした。最終的にそれは個々の変数の要約した統計というより,むしろ仮想ユーザの個体群を生成する。仮想個体群からの要約した統計は,実際の測定に対して合理的な近似であることを示す。本研究は,作業空間,自動車,および医療器具の設計を含む,広範囲の設計の問題に応用できる。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *身体測定 ,  *データ解析 ,  *利用者 ,  *個体群 ,  人間工学 ,  製品設計 ,  統計模型 ,  主成分分析 ,  回帰分析
準シソーラス用語： 線形回帰

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  生体計測  (EL03020C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 身体 ,  計測データ ,  解析 ,  仮想 ,  個体群 ,  創製