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J-GLOBAL ID：201002299682200659   整理番号：10A0288157

A₂MPO₄Fフルオロリン酸塩(A=Na,Li;M=Fe,Mn,Co,Ni)の結晶構造と電気化学的性質

Crystal Structure and Electrochemical Properties of A₂MPO₄F Fluorophosphates (A = Na, Li; M = Fe, Mn, Co, Ni)

著者 (5件)： ELLIS Brian L. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  MAKAHNOUK W. R. Michael (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  ROWAN-WEETALUKTUK W. N. (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  RYAN D. H. (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  NAZAR Linda F. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 22  号： 3  ページ： 1059-1070  発行年： 2010年02月09日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい固相法と水熱合成法によって,Li(またはNa)イオン電極材料として有用なA₂MPO₄Fフルオロリン酸塩(A=Na,Li;M=Fe,Mn,Co,Ni)を合成した。水熱合成によって合成されたカーボンのコートされたNa₂CoPO₄Fは有望な電気化学的性質を示した。しかし,同一組成ではあるが構造の異なるNa₂MnPO₄Fはアルカリの移動のための開かれた経路を有するにもかかわらず,非常に劣った電気化学的挙動を示す。Na₂CoPO₄Fは,Liを対電極とする電気化学的セルにおいて5Cまでの速度で可逆的にサイクルされる。Na₂CoPO₄Fとこの系列の化合物のイオン交換が,Li塩との還流,Li電池中の電気化学的交換とOCVでの単純な平衡化によって達成された。これらのフルオロリン酸ナトリウムイオン交換を行なう傾向は,格子中でのアルカリイオンの高い移動度を示す。混合金属リン酸塩,Na₂(Fe_1-xM_x)PO₄F(M=Co,Mn)を合成し,これがLi(またはNa)イオン電池の正極材料として有望であることを見出した。

シソーラス用語： *フルオロリン酸塩 ,  *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  ナトリウム化合物 ,  リチウム化合物 ,  鉄化合物 ,  マンガン化合物 ,  コバルト化合物 ,  ニッケル化合物 ,  *結晶構造 ,  水熱合成 ,  イオン交換 ,  イオン移動度 ,  格子定数 ,  熱重量分析 ,  X線回折 ,  Moessbauerスペクトル

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

タイトルに関連する用語 (7件)： フルオロリン酸塩 ,  Li ,  Mn ,  CO ,  Ni ,  結晶構造 ,  電気化学的性質