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J-GLOBAL ID：201002299707204662   整理番号：10A1157994

PP/EPDMベースのTPEナノ複合材料の共連続性とナノ粘土分散レベルに対する相溶化剤の効果

The Effect of Compatibilizer on the Co-Continuity and Nanoclay Dispersion Level of Tpe Nanocomposites based on PP/EPDM

著者 (4件)： MIRZADEH Amin (Ecole Polytechnique, Quebec, CAN) ,  LAFLEUR Pierre G. (Ecole Polytechnique, Quebec, CAN) ,  KAMAL Musa R. (McGill Univ., Quebec, CAN) ,  DUBOIS Charles (Ecole Polytechnique, Quebec, CAN)
資料名： Polymer Engineering & Science  (Polymer Engineering & Science)
巻： 50  号： 11  ページ： 2131-2142  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0640A  ISSN： 0032-3888  CODEN： PYESA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PP/EPDMからなる熱可塑性エラストマー(TPE)と有機化ナノ粘土(モンモリロナイト)からなる複合材料に,相溶化剤として種々のPP-グラフト-無水マレイン酸を添加し,TPEの共連続性とナノ粘土分散レベルに対する相溶化剤の効果を調べた。DSC解析から,粘土の添加により,PPの結晶温度が約20°C上昇し,速い固化による成形時間の短縮が期待できることから,粘土添加が成型用途に有用であることが判明した。XRD分析とTEM観察結果,ナノ粘土中に相溶化剤がインターカレーションしたタクトイドや剥離層が複合材料中に存在していることが判明した。緩和時間が長い相溶化剤を用いると,対応する複合材料のインターカレーションの程度が増し,ナノ粘土の分散性が向上した。ナノ粘土が存在すると共連続領域域が減少したが,ナノ粘土の分散性を上げると,連続性の低下を抑制できた。

シソーラス用語： *インターカレーション ,  *ポリプロピレン ,  *EPDM ,  *ナノ複合材料 ,  ナノ粒子 ,  *粘土 ,  *分散度 ,  *相溶化剤 ,  熱可塑性ゴム ,  剥離 ,  X線回折 ,  透過型電子顕微鏡 ,  晶出温度 ,  緩和時間 ,  熱重量分析 ,  濃度依存性 ,  走査電子顕微鏡 ,  溶媒抽出 ,  示差走査熱量測定 ,  レオロジー ,  モンモリロナイト ,  *モルフォロジー ,  相分離
準シソーラス用語： ナノ粘土 ,  マレイン化ポリプロピレン ,  結晶化温度 ,  熱可塑性エラストマー ,  分散性 ,  有機化粘土

分類 (2件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： PP ,  EPDM ,  TPE ,  ナノ複合材料 ,  連続性 ,  ナノ粘土 ,  相溶化剤