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J-GLOBAL ID:201002299733627547   整理番号:10A0082678

Sargassum thunbergii抽出物はHT1080細胞におけるROS捕捉に関係するMMP-2及び-9発現を阻害する

Sargassum thunbergii extract inhibits MMP-2 and -9 expressions related with ROS scavenging in HT1080 cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 418-425  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Sargassum thunbergiiからのメタノール抽出物の酸化防止性及びマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)阻害作用がHT1080細胞において調べられた。この抽出物は1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルの生成及び2′,7′-ジクロロフルオレシンジアセタート(DCFH-DA)法による細胞内反応性酸素種(ROS)形成における電子スピン緩和(ESR)信号強度を抑制した。また,この抽出物による処理は用量依存的に膜脂質及び蛋白質のラジカル模擬酸化も阻害した。これらの結果はS.thunbergii抽出物がROS誘導損傷において卓越した捕捉能力を有することを明らかにした。更に,この抽出物はゼラチンザイモグラフィー,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)及びウェスタンブロット分析におけるMMP-2及び-9の発現レベルの削減をもたらした。多様なクロマトグラフィー法による系統的な分離はサルガヒドロキン酸及びサルガクロマノール類(1~3)の分離に到達した。多価不飽和脂肪酸はガスクロマトグラフィー分析により同定された。従って,S.thunbergiiはROSと密接に関連する治療的能力のある酸化防止剤及びMMP阻害剤として開発可能であり,それはS.thunbergiiに含まれるサルガヒドロキン酸,サルガクロマノール類,及び多価不飽和脂肪酸にさかのぼることができる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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海藻類  ,  植物の生化学  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  遺伝子発現 
物質索引 (7件):
物質索引
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