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J-GLOBAL ID:201002299772744160   整理番号:10A0223274

環境先進国ドイツ-何が日本と違うのか 第2回 気候変動政策と「官僚主導」の壁(中)

著者 (1件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 63-64  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: S0991A  ISSN: 0285-5380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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環境ジャーナリストの川崎氏による環境先進国ドイツに関する連載記事で,今回は気候変動政策と官僚主導の壁について論じている。1987年に西ドイツの連邦議会は「地球大気保全のための予防政策」に関する諮問委員会を設置,120回の会議で150の報告書が提出された。これに対して,1990年に日本で策定された「地球温暖化防止計画」は数ページの資料が官僚の手によってまとめられただけであった。官僚主導の政策の問題点は施策の進捗状況や効果が把握,検証されないことである。施策の効果が検証されないと,毎年巨額で無駄な予算が費やされ続けることになる。ドイツ連邦政府は各省の枠を超えた二酸化炭素削減ワーキンググループを設置した。日本では,環境問題といっても,経済産業省が実権を握り続けてきた。ドイツは20年間で二酸化炭素を20%以上削減したが,日本は7%であり,これが官僚主導を改革する理由である。さらに記事では,地方自治体の地球温暖化対策への取り組みについても,日本とドイツの比較を行っている。地方分権が進んだドイツと利権重視の日本では,環境問題に対する取組が全く異なる。
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分類 (2件):
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環境問題  ,  環境工学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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