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J-GLOBAL ID:201002299787382450   整理番号:10A1330417

機械構造用鋼の冷間据え込み時の割れ発生限界への熱処理の影響

著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 494-499  発行年: 2010年10月28日 
JST資料番号: G0963A  ISSN: 0288-0490  CODEN: NESHDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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合金成分の異なる機械構造用中炭素鋼(S35C,S35C+BおよびSCM435)を用い,球状化焼なましおよびその後の加熱が冷間据え込み時の割れ発生に及ぼす影響を調査し,炭化物析出および固溶炭素に注目した考察を行った。球状化焼なましにより,供試の中炭素鋼でセメンタイトが分断され軟化するが,割れ発生限界は必ずしも改善しない。球状化焼なまし後に550°C加熱を追加すると,S35Cを含む供試材の割れ発生限界が改善された。低温の175°C加熱では,S35C+BおよびSCM435の割れ発生限界が向上した。S35Cの割れ発生限界は,175°Cでの圧縮試験で明瞭に向上した。また,S35Cの球状化焼なまし材は低歪み速度の据え込みで割れ発生限界が顕著に低下した。これらの結果より,据え込み試験での割れ発生限界は,固溶炭素と転位との動的歪み時効によると考えられ,炭化物が析出し,固溶炭素量が減少することにより割れ発生限界が改善されている。(著者抄録)
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分類 (1件):
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鍛造技術 
引用文献 (10件):
  • 冷間鍛造分科会材料研究班. 塑性と加工. 1981, 22, 139
  • 井上毅. 塑性と加工. 1973, 14, 294
  • 鈴木雅人. CAMP=ISIJ. 1999, 12, 401
  • 宮川松男. 塑性と加工. 1971, 12, 183
  • 日本金属学会編. 金属データブック. 1974, 337
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