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J-GLOBAL ID:201002299871421518   整理番号:10A0335751

ボツリヌス神経毒素A活性のin vitro検出に用いる多波長空間LED照明による検出器

Multi-wavelength spatial LED illumination based detector for in vitro detection of botulinum neurotoxin A activity
著者 (7件):
資料名:
巻: 146  号:ページ: 297-306  発行年: 2010年04月08日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ボトリヌス神経毒素(BoNT)の活性度分析に用いる携帯用の高速検出システムが食品の安全性やバイオセキュリティーのために必要とされている。BoNT活性検出を改良するために,既存の携帯用電荷結合デバイス(CCD)検出器と高い強度の多波長空間発光ダイオード(LED),高速CCD検出器を装備して同時に30のサンプルを検出できるようにした。BoNT-Aターゲットの切断部位シーケンスをつけ,FITC/DABCYL Foester共鳴エネルギー移動(FRET)標識化したペプチド基質(SNAP-25)を用いてBoNT-A軽鎖(LcA)活性を測定した。FITC蛍光はペプチド基質の切断によって強くなり,この蛍光強度の増大によってLcAが活性化された。多波長空間LED照明器による蛍光励起を電気発光(EL)によるものと比較した。このLED照明器は450~680nm(赤610~650nm,緑492~550nm,青450~495nm,白440~680nm)のスペクトル範囲にわたる青,緑,赤および白色LEDsを装備している。青色LEDは従来の青色ELストリップより~80倍強い光をだすことがわかった。LcAの活性を測定して青色LED(2秒照射)と青色EL(60秒以上照射)のCCD検出限界(LOD)は0.08nMのLcA,定量限界(LOQ)は約1nMであることがわかった。白色LEDのLODは1.4nMより高くなるが,白色ELはバックグラウンドの変化が大きいので試料検定に使用されなかった。強度の弱いELではなく,強いLED照明によって物理的に励起ストリップを変化させなくても照明時間を短縮し,多波長照明も可能である。従って,多数の蛍光プローブを励起して多種多様な試料を光学的に検出するために,この検出器のプラットホームを利用することが望まれる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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分析機器  ,  バイオアッセイ  ,  微生物起原の毒性  ,  食品衛生一般  ,  有機化合物のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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