文献

J-GLOBAL ID：201002299878649468   整理番号：10A1114613

ビクトリア湖,ニアンザ湾におけるホテイアオイとヒポグラスと関連した蚊と巻貝の相対豊度

Relative abundance of mosquitoes and snails associated with water hyacinth and hippo grass in the Nyanza gulf of Lake Victoria

著者 (9件)： OFULLA A.V.O. (Maseno Univ., Maseno) ,  KARANJA D. (Kenya Medical Res. Inst.) ,  OMONDI R. (Kenya Marine and Fisheries Res. Inst.) ,  OKURUT T. (Lake Victoria Basin Commission, Kisumu, KEN) ,  MATANO A. (Lake Victoria Basin Commission, Kisumu, KEN) ,  JEMBE T. (Kenya Marine and Fisheries Res. Inst.) ,  ABILA R. (Kenya Marine and Fisheries Res. Inst.) ,  BOERA P. (Kenya Marine and Fisheries Res. Inst.) ,  GICHUKI J. (Kenya Marine and Fisheries Res. Inst.)
資料名： Lakes & Reservoirs. Research and Management  (Lakes & Reservoirs. Research and Management)
巻： 15  号： 3  ページ： 255-271  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W0761A  ISSN： 1320-5331  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 急速な成長速度で蔓延する有害植物としてホテイアオイが注目されている。一方,ニアンザ湾流域においてマラリア媒介動物であるカ科,および住血吸虫類の宿主である巻貝が懸念対象であることから,ここではホテイアオイやヒポグラス(ヒエ属)など大型水生植物の単独または混成条件下における両動物の生態,相対的豊度に及ぼす影響について検討を行った。得られた観測データを分析した結果,マラリア病原性カ科の豊度は高くなく,水生植物が温床になる可能性が低いことが判明した。一方,住血吸虫類の宿主である2種類の巻貝がホテイアオイに着生していることが判明した。植物に接触する頻度のある住民にとって住血吸虫類に対する罹患率が高くなる可能性を指摘した。

シソーラス用語： イネ科 ,  *ホテイアオイ ,  病原媒介動物 ,  カ科 ,  *住血吸虫類 ,  宿主 ,  軟体動物 ,  生態学 ,  罹患率 ,  豊度 ,  生息密度 ,  湖沼
準シソーラス用語： ヒエ属 ,  *マキガイ ,  ビクトリア湖

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (6件)： ビクトリア湖 ,  ホテイアオイ ,  グラス ,  蚊 ,  巻貝 ,  豊度