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J-GLOBAL ID：201002299903995775   整理番号：10A1114841

キトサン誘導体をベースとした接触致死高分子電解質マイクロカプセル

Contact-Killing Polyelectrolyte Microcapsules Based on Chitosan Derivatives

著者 (9件)： CUI Di (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA) ,  SZARPAK Anna (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA) ,  PIGNOT-PAINTRAND Isabelle (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA) ,  VARROT Annabelle (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA) ,  BOUDOU Thomas (Minatec, Grenoble, FRA) ,  DETREMBLEUR Christophe (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  JEROME Christine (Univ. Liege, Liege, BEL) ,  PICART Catherine (Minatec, Grenoble, FRA) ,  AUZELY-VELTY Rachel (Univ. Joseph Fourier, Grenoble, FRA)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 20  号： 19  ページ： 3303-3312  発行年： 2010年10月08日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キトサンは,抗菌性,創傷治癒活性,生体適合性,生分解性等々の特性を有しており,生体材料の分野で注目されている。本研究ではキトサンの抗菌性に注目し,キトサン誘導体をベースとした接触致死高分子電解質マイクロカプセルを作製した。犠牲コロイド粒子上に反対の電荷を持つ高分子電解質をレイヤーバイレイヤー積層後,コロイド粒子を除去することで高分子電解質多層マイクロカプセルを作製した。さらに,置換度(DS)を変えたヒアルロン酸を置換した水溶性4級化キトサン(QCHl)を薄膜に組み込んだ。その後,キトサンのアミングループに4級アンモニウムをグラフトさせた。カプセルの形状と大腸菌に対する抗菌性はDSに強く依存すること,QCHlを含むカプセルは抗菌性と筋芽細胞への生体適合性が両立し薬剤送達材料として優れていることを明らかにした。

シソーラス用語： *薬物担体 ,  *マイクロカプセル ,  多層構造 ,  *キトサン ,  化学修飾 ,  製膜 ,  静電相互作用 ,  型 ,  抗細菌作用 ,  生体適合性 ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： テンプレート【型】

分類 (2件)： 液状製剤  (GY02020K) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： キトサン誘導体 ,  高分子電解質 ,  マイクロカプセル