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J-GLOBAL ID:201002299910928021   整理番号:10A0107964

簡便,高感度で環境に優しい,アモキシシリン製剤の2酵素UV分光測光アッセイ

A simple, sensitive and green bienzymatic UV-spectrophotometric assay of amoxicillin formulations
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号: 3-4  ページ: 292-296  発行年: 2010年03月05日 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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製剤中のアモキシシリンを簡便,迅速,高感度かつ安価に定量できるUV分光測光法を,2種類の酵素反応に基づいて開発した。本法では,アモキシシリンのD-4-ヒドロキシフェニルグリシン側鎖をペニシリンアシラーゼで選択的に切除した後,D-フェニルグリシンアミノトランスフェラーゼでの触媒によって2-オキソグルタン酸と反応させて,高いUV吸収を示す生成物,すなわち4-ヒドロキシベンゾイルホルメートを得る。アモキシシリンの量は,335nmでの吸光度変化として定量する。本研究では,アッセイ条件の検討と最適化,ならびにそのバリデーションを行った。検量線は良好な直線性を示し,r2は0.9998であった(0~100μMアモキシシリン)。また,検出限界は0.77μM,定量限界は2.55μMであった。経口投与用のアモキシシリンのカプセル剤と散剤に本法を適用したところ,その良好な正確度と精度を確認できた。製剤中の一般的添加剤や分解産物は,本法に干渉しなかった。本法は,環境に有害な有機溶剤や危険化合物を使用せず,試薬の消費量も少ないことから,医薬品におけるアモキシシリンの品質管理に適した,環境に優しい理想的な分析法であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  酵素の応用関連  ,  薬物の分析 
物質索引 (1件):
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