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J-GLOBAL ID：201002299913772332   整理番号：10A0213470

ヒトPAF1複合体はSII/TFIISと非依存的かつ協同的にクロマチン転写伸長において作用する

The Human PAF1 Complex Acts in Chromatin Transcription Elongation Both Independently and Cooperatively with SII/TFIIS

著者 (3件)： KIM Jaehoon (Lab. of Biochemistry and Molecular Biology, The Rockefeller Univ., New York, NY 10065, USA) ,  GUERMAH Mohamed (Lab. of Biochemistry and Molecular Biology, The Rockefeller Univ., New York, NY 10065, USA) ,  ROEDER Robert G. (Lab. of Biochemistry and Molecular Biology, The Rockefeller Univ., New York, NY 10065, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 140  号： 4  ページ： 491-503  発行年： 2010年02月19日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子学的研究および細胞に基づく研究では,PAF1複合体(PAF1C)を転写関連イベントに関係づけるが,天然のクロマチン鋳型の転写促進において直接的な役割を示す証拠はない。ここで著者らは,生化学的に定義されたRNAポリメラーゼII転写系において,組換えクロマチン鋳型からの活性化因子(p53)依存的転写伸長およびヒストンアセチルトランスフェラーゼ(p300)依存的転写伸長を促進するヒトPAF1C(hPAF1C)の固有の能力を証明する。これは,ヒストンユビキチン化およびメチル化において確立した役割とは異なるPAF1C機能を示す。重要なことに,著者らはさらに,hPAF1Cと伸長因子SII/TFIISとの強力な相乗作用と,直接的なhPAF1C-SII相互作用およびRNAポリメラーゼIIとの協同的結合に関与する根底となる機構を立証する。この知見から,明確なPAF1C機能とは別に,クロマチン転写における異なる転写伸長因子の協同的機能のための分子機構が提示される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ヒト ,  *クロマチン ,  転写【遺伝】 ,  *転写因子 ,  タンパク質 ,  *RNAポリメラーゼII ,  鋳型【遺伝】 ,  HeLa細胞 ,  濃度依存性 ,  培養細胞 ,  p53タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  活性化 ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： HeLaS3細胞 ,  p300蛋白質 ,  *PAF1 ,  Sf9細胞 ,  SII ,  TFIIS ,  蛋白質間相互作用 ,  転写活性化 ,  転写伸長因子

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： ドキソルビシン

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  複合体 ,  TFIIS ,  非依存 ,  協同 ,  クロマチン ,  転写伸長