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J-GLOBAL ID：201002299990119978   整理番号：10A0487982

3次元有限要素法によるIH調理器の浮力低減部材に関する検討

Examination of Buoyancy-Reduction Effect in Induction-Heating Cookers by Using 3D Finite Element Method

著者 (3件)： 米津大吾 (関西大学) ,  田中一史 (関西大学) ,  原武久 (関西大学)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 130  号： 5  ページ： 590-598 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 市販のIH調理器を簡略化したモデルを考え,浮力低減部材の有無やその形状の差異による発熱量や温度分布,浮力の変化を求め,浮力低減部材の浮力低減効果,加熱への影響を検討した。有限要素法を用いて,渦電流場解析,発熱密度,温度分布を求める際に,鍋や浮力低減部材を構成しているアルミニウムの導電率が温度によって変化することを考慮した。また,磁界発生コイルに電流を流してから鍋が加熱されるまでに起こる一連の現象を考察した。最後に,浮力低減部材をリング状にした構造および分離した構造の2つの場合に分けて,浮力低減,発熱量について比較した。

シソーラス用語： *調理器具 ,  電磁装置 ,  渦電流 ,  有限要素法 ,  三次元 ,  磁気浮上 ,  アルミニウム ,  電磁場解析 ,  温度場 ,  家庭電器 ,  *誘導加熱 ,  加熱器 ,  形状効果 ,  環状体 ,  応力緩和

分類 (2件)： 電熱  (NB11020Y) ,  家庭電器  (NA06000D)

引用文献 (13件)：

• (1) Y. Kosano and N. Suzuki: “Technology of Induction Cooking Heater”, IEE Japan Journal, Vol. 125, No. 4, pp. 221-224 (2005-4) (in Japanese)
• 小佐野義博・鈴木浪平: 「IHクッキングヒータの技術動向」, 電学誌, 125, 4, pp. 221-224 (2005-4)
• (2) 坪井 始・内藤 督・日本AEM学会: 「電磁力応用シリーズ1 数値電磁界解析法の基礎」, 養賢堂 (1994)
• (3) H. Kanayama, S. Asakawa, and S. Sugimoto: “A Large Scale Eddy Current-Thermal Computation for a Transformer Tank”, IEE Japan Static Apparatus and Rotating Machinery, SA-06-70, RM-06-72 (2006) (in Japanese)
• 金山 寛・淺川修二・杉本振一郎: 「領域分割法による大規模渦電流・熱解析の変圧器への適用」, 電学静止器・回転機合同研資, SA-06-70, RM-06-72 (2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： 3次元有限要素法 ,  IH調理器 ,  浮力