特許
J-GLOBAL ID:201003000340795144

超電導回転機および超電導回転機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-124940
公開番号(公開出願番号):特開2010-273498
出願日: 2009年05月25日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
【課題】 かご形誘導機の基本構成を有するこれまでの高温超電導/誘導同期機の単純な構造、安価、容易な保守性等の利点を最大限堅持しつつそのトルク密度を飛躍的に高め、更なる高出力化や高効率化を達成し得る超電導回転機を提供する。【解決手段】 超電導回転子7内に穿設した孔76aに高温超電導バルク体76を適用し、その完全反磁性に近い磁気遮蔽特性を利用する事によってリラクタンストルクを言わば究極まで高め、当該リラクタンストルクを、誘導/同期トルクを発生させるべく鉄心71の外周近傍に備えられ、高温超電導線と常電導線のハイブリッド2重構成からなるロータバー73a、74aが挿入されたスロット72を有する高温超電導かご形回転子7がゼロ抵抗状態(同期回転状態)となったところで発現するゼロ抵抗誘導トルク(超電導同期トルク)と共に有効利用する事で総トルクを飛躍的に向上させ得る超電導回転機1とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転磁界を発生させる一次側巻線を有する第一次子と、前記第一次子と相対回転し得る様前記第一次子と同軸上に配置される第二次子とからなる超電導回転機における超電導二次子であって、 前記第二次子は、単数または複数の超電導線を高導電性金属で被覆した単数または複数本の超電導線材からなるローターバーおよびエンドリングによって形成された超電導かご形巻線、或いは常電導材からなるローターバーおよびエンドリングによって形成された常電導かご形巻線の一方又は双方と、 前記第二次子の軸方向の実質上全長にわたり備え設けられた、少なくとも一つの超電導体と、 前記超電導かご形巻線或いは前記常電導かご形巻線の一方又は双方の前記各ローターバーを収容する複数のスロット、および前記超電導体を収容する少なくとも一つの穿孔を備えた二次側鉄心と、 前記第一次子と軸心が共通する回転軸と、 を含んでいて、 前記超電導二次子は、前記超電導回転機が相対回転状態にあるときに前記二次側鉄心と前記超電導体とのリラクタンス差によって発現するリラクタンストルクと、前記超電導かご形巻線或いは前記常電導かご形巻線の一方又は双方によって生じる同期トルク又は誘導トルクとの総トルクにより前記超電導回転機を相対回転させ得ることを特徴とする超電導二次子。
IPC (1件):
H02K 55/02
FI (1件):
H02K55/02
Fターム (8件):
5H655BB02 ,  5H655BB04 ,  5H655BB09 ,  5H655CC07 ,  5H655DD04 ,  5H655EE08 ,  5H655EE70 ,  5H655HH05

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