特許
J-GLOBAL ID:201003000467355089

金属多孔質体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-265641
公開番号(公開出願番号):特開2010-095738
出願日: 2008年10月14日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】面方向に空隙率分布を有する金属多孔質体を提供する【解決手段】発泡性スラリーを薄板状に成形する成形工程と、薄板状に成形した発泡性スラリーを発泡および乾燥させてグリーンシートを形成する発泡乾燥工程と、前記グリーンシートを焼結して焼結体を形成する焼結工程と、前記焼結体を所定の厚さとなるまで厚さ方向に圧縮する圧縮工程とを有し、前記成形工程において前記キャリヤシート上の前記発泡性スラリーに凸部および凹部を形成することにより、前記グリーンシートに凸部および凹部を形成し、このグリーンシートを焼結することにより前記焼結体に凸部10aおよび凹部10bを形成し、前記圧縮工程において前記焼結体の少なくとも前記凸部10aの厚さが小さくなるように圧縮することにより、前記骨格の間に形成される空隙の空隙率が面方向に異なっている金属多孔質体13を製造する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
金属焼結体の骨格により辺が構成されてなる複数の多面体状の空隙が相互に連続状態に形成されている板状の金属多孔質体の製造方法であって、 金属粉末と発泡剤とを含有する発泡性スラリーを、キャリヤシート上に塗布し、前記キャリヤシートを移動させながら前記発泡性スラリーを薄板状に成形する成形工程と、 薄板状に成形した発泡性スラリーを発泡および乾燥させてグリーンシートを形成する発泡乾燥工程と、 前記グリーンシートを焼結して焼結体を形成する焼結工程と、 前記焼結体を所定の厚さとなるまで厚さ方向に圧縮する圧縮工程と、 を有し、 前記成形工程において前記キャリヤシート上の前記発泡性スラリーの表裏面の少なくとも一方に凸部および凹部を形成することにより、前記グリーンシートの表裏面の少なくとも一方に凸部および凹部を形成し、このグリーンシートを焼結することにより前記焼結体の表裏面の少なくとも一方に凸部および凹部を形成し、 前記圧縮工程において、前記焼結体の少なくとも前記凸部の厚さが小さくなるように圧縮することにより、 前記骨格の間に形成される空隙の空隙率が面方向に異なっている金属多孔質体を製造することを特徴とする金属多孔質体の製造方法。
IPC (2件):
C22C 1/08 ,  B22F 3/11
FI (2件):
C22C1/08 C ,  B22F3/11 A
Fターム (34件):
4K018AA02 ,  4K018AA03 ,  4K018AA06 ,  4K018AA07 ,  4K018AA14 ,  4K018AA33 ,  4K018BA01 ,  4K018BA02 ,  4K018BA03 ,  4K018BA04 ,  4K018BA08 ,  4K018BA17 ,  4K018BB04 ,  4K018CA08 ,  4K018CA09 ,  4K018CA33 ,  4K018DA03 ,  4K018DA11 ,  4K018DA21 ,  4K018DA32 ,  4K018KA22 ,  4K018KA38 ,  5H018AA06 ,  5H018DD01 ,  5H018EE02 ,  5H018EE10 ,  5H018HH03 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026CX01 ,  5H026EE02 ,  5H026EE08 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
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