特許
J-GLOBAL ID:201003001122323059
ハイブリッド車両の制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山本 晃司
, 江上 達夫
, 中村 聡延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-108012
公開番号(公開出願番号):特開2010-254179
出願日: 2009年04月27日
公開日(公表日): 2010年11月11日
要約:
【課題】車両に要求されている駆動力に応じて走行モード切替後の車両の加速に関する応答性を適切に変更することが可能なハイブリッド車両の制御装置を提供する。【解決手段】本発明の制御装置は、各遊星歯車機構15、16のリングギアR1、R2同士を連結する係合状態及びその連結を解除する解放状態に切替可能なクラッチ21と、リングギアR2を回転不能に制動可能なブレーキ22とを備えた駆動装置10が設けられたハイブリッド車両1に適用され、第1MG12及び第2MG12にて走行するモータ走行モードからエンジン11にて走行する機関走行モードに車両1の走行モードを切り替える場合、車両1に要求されている駆動力に応じてエンジン11の始動、クラッチ21の解放、及びブレーキ22によるリングギアR2の制動のそれぞれの操作を行う順番が互いに異なる第1切替モードと第2切替モードとを使い分ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
相互に差動回転可能な第1回転要素、第2回転要素、及び第3回転要素を有し、第1回転要素が内燃機関の出力軸と連結され、第2回転要素が出力部材と連結され、第3回転要素が第1電動機と連結された第1差動機構と、相互に差動回転可能な第1回転要素、第2回転要素、及び第3回転要素を有し、第1回転要素が第2電動機と連結され、第2回転要素が前記第1差動機構の第2回転要素と連結された第2差動機構と、前記第1差動機構の第3回転要素と前記第2差動機構の第3回転要素とが一体に回転するように連結される係合状態及びその連結が解除される解放状態に切り替え可能なクラッチ手段と、前記第2差動機構の第3回転要素を回転不能に制動する制動状態及びその制動を解除する制動解除状態に切り替え可能なブレーキ手段と、を備えた駆動装置が設けられ、
前記クラッチ手段が前記係合状態であるとともに前記ブレーキ手段が前記制動解除状態であり、かつ前記内燃機関を停止させて前記第1電動機及び前記第2電動機の少なくともいずれか一方から出力された動力にて走行するモータ走行モードと、前記クラッチ手段が前記解放状態であるとともに前記ブレーキ手段が前記制動状態であり、かつ前記内燃機関から出力された動力にて走行する機関走行モードと、で走行可能なハイブリッド車両に適用され、
前記ハイブリッド車両の走行モードを前記モータ走行モードから前記機関走行モードに切り替える所定の切替条件が成立した場合、まず前記内燃機関を始動し、次に前記ブレーキ手段を前記制動状態に切り替え、その後前記クラッチ手段を前記解放状態に切り替える第1切替モードと、まず前記クラッチ手段を前記解放状態に切り替え、次に前記ブレーキ手段を前記制動状態に切り替え、その後前記内燃機関を始動する第2切替モードと、の2つの切替モードで前記ハイブリッド車両の走行モードを切り替え可能な制御手段を備え、
前記制御手段は、前記切替条件が成立したときに前記ハイブリッド車両に要求されている駆動力に応じて前記第1切替モードと前記第2切替モードとを使い分けるハイブリッド車両の制御装置。
IPC (7件):
B60W 10/10
, B60W 20/00
, B60K 6/445
, B60W 10/06
, B60K 6/383
, B60L 11/14
, F02D 29/02
FI (7件):
B60K6/20 350
, B60K6/445
, B60K6/20 310
, B60K6/383
, B60K6/20 400
, B60L11/14
, F02D29/02 D
Fターム (12件):
3G093AA05
, 3G093AA07
, 3G093CB04
, 3G093DB11
, 5H115PA01
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI16
, 5H115PU01
, 5H115PU25
, 5H115QE18
, 5H115SE09
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