特許
J-GLOBAL ID:201003001277324833

生体高分子繊維を含んでなる合成多層構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 吉武 賢次 ,  中村 行孝 ,  紺野 昭男 ,  横田 修孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-528716
公開番号(公開出願番号):特表2010-504122
出願日: 2007年09月19日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
本発明は、生体高分子繊維を含んでなる合成多層構造のin vitro調製のための方法に関し、該合成多層構造の各層における該生体高分子繊維が一方向にかつ均一に配向され、該方法が磁場の存在下での生体高分子繊維形成用溶液の層の逐次重合を含み、該合成多層構造の少なくとも一つの層の該繊維配向がその上位層および/または下位層の少なくとも一つの層と角度αに従って異なる。また、本発明は前記合成多層構造およびその中に接種された細胞を含んでなる生体組織様多層構造、例えば直交多層コラーゲンおよび/またはフィブリン組織様角膜、ならびにその調製のための方法にも関する。本発明は、損傷組織を予防もしくは治療するために、または生物学的試験、例えば薬理毒性試験用のモデルを作出するために用いてよい。
請求項(抜粋):
生体高分子繊維を含んでなる合成多層構造のin vitro調製のための方法であって、該合成多層構造の各層における該生体高分子繊維が一方向にかつ均一に配向され、該方法が次の工程: a)該層において一方向にかつ均一に配向された繊維を得るために、生体高分子繊維形成用溶液の層を含む容器を磁場に置き、繊維形成を誘導する工程、 b)該容器において該生体高分子繊維形成用溶液のさらなる層を導入する工程において、該さらなる層が工程a)において得られた層の上に導入される工程、 c)該さらなる層において一方向にかつ均一に配向された繊維を得るために、該容器を磁場に置き、繊維形成を誘導する工程、 d)所望により前述の工程を繰り返し、そのようにして合成多層構造を得る工程 を含んでなり、 該合成多層構造の少なくとも一つの層における該繊維配向がその上位層および/または下位層の少なくとも一つの層と角度αに従って異なり、該配向差異が、工程a)の容器の位置に対して、工程c)の容器の位置を該角度αに従う回転によって変更することによって生じることを特徴とする、方法
IPC (6件):
A61L 27/00 ,  B32B 5/26 ,  B32B 5/12 ,  D01F 4/00 ,  A61K 35/12 ,  A61P 27/02
FI (7件):
A61L27/00 V ,  B32B5/26 ,  B32B5/12 ,  D01F4/00 A ,  A61L27/00 Z ,  A61K35/12 ,  A61P27/02
Fターム (28件):
4C081AB21 ,  4C081BA12 ,  4C081CD141 ,  4C081CD18 ,  4C081CD34 ,  4C081DA02 ,  4C081DC04 ,  4C081EA11 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB56 ,  4C087BB63 ,  4C087CA04 ,  4C087MA02 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA33 ,  4F100AK01A ,  4F100AK01B ,  4F100BA02 ,  4F100DG01A ,  4F100DG01B ,  4F100EJ053 ,  4F100EJ42A ,  4F100EJ42B ,  4F100EJ61A ,  4F100EJ61B ,  4F100EJ863 ,  4L035AA04
引用文献:
審査官引用 (1件)

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