特許
J-GLOBAL ID:201003001705750915

インパクトレンチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 勝徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-133997
公開番号(公開出願番号):特開2010-280021
出願日: 2009年06月03日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】ハンマによる回転打撃力を弱めることなく、軸線方向の振動を緩和することができるインパクトレンチを提供する。【解決手段】ハンマを、スピンドル5の外周に嵌合された主ハンマ6と、この主ハンマ6を覆うように配設され、かつ主ハンマ6と一体となって回転する円筒型の副ハンマ7とで構成する。さらに副ハンマ7を、芯ぶれ運動が起こらないように、芯保持手段によって、回転の軸線がスピンドル5の軸線と一致する状態で保持する。本発明のハンマ構成を採用すれば、副ハンマ7に比較して主ハンマ6の質量を減らし、回転打撃力を維持したまま、軸線方向の振動を緩和することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
モータによって回転される円柱状のスピンドルと、 前記スピンドルの回転の軸線方向の前方に配置され、かつ前記スピンドルの軸線と回転の軸線が一致し、前部に締付用のソケット体が装着される角軸部もしくはドライバービットが挿入される穴を有し、後部に第1の爪が設けられたアンビルと、 前記スピンドルの外周に嵌合され、かつ前部に前記第1の爪と係合する第2の爪が設けられ、前記スピンドルの回転の軸線を中心に回転可能かつ前記軸線方向に移動可能な主ハンマと、 前記主ハンマと一体となって回転する円筒部を有し、この円筒部の内部空間に前記スピンドルが挿通されると共に前記主ハンマが収容される副ハンマと、 前記スピンドルと前記主ハンマとの間に介在し、前記スピンドルと前記主ハンマとの間に所定の値を超えるトルクが作用すると、前記主ハンマを回転させると共に前記アンビルの方向に前進させ、前記第2の爪を前記第1の爪に衝撃的に係合させることにより前記第1の爪を打撃し、前記アンビルを軸線回りに回転させる回転打撃機構と、 前記副ハンマの回転の軸線を前記スピンドルの回転の軸線と一致する状態で保持する芯保持手段と、を備えることを特徴とするインパクトレンチ。
IPC (1件):
B25B 21/02
FI (1件):
B25B21/02 G
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • インパクトレンチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-201421   出願人:松下電工株式会社

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