特許
J-GLOBAL ID:201003001766133269

ガス化ガスからの高純度CO2回収方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  河村 英文 ,  吉田 尚美 ,  中村 綾子 ,  深川 英里 ,  森本 聡二 ,  角田 恭子 ,  松崎 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-110597
公開番号(公開出願番号):特開2010-260731
出願日: 2009年04月30日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
【課題】 ガス化ガスからCO2を回収する際に、CO2回収率を変化させても、冷却と加熱の操作を繰り返したり、水蒸気の消費量を増やすことなく、回収したCO2にCOSが混入するのを防ぐことができるガス化ガスからのCO2回収方法およびシステムを提供する。【解決手段】 ガス化炉10で生成するCO、CO2、COS、H2Sを含有するガス化ガスをスクラバ20で除塵した後、ガスの一部分について、COシフト反応器30でCOをCO2に転換するCOシフト反応を行うとともに、ガス化ガスの他の一部分を、バイパス路34によりCOシフト反応を経ずに、COシフト反応後のガスと混合して、混合ガスの温度を180〜300°Cにするとともに、COS転換器40で混合ガス中のCOSをH2Sに転換し、H2S吸収装置50で、H2Sを吸収、除去した後、CO2吸収装置で、CO2を吸収、除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
CO、CO2、COS、H2Sを含有するガス化ガスからCO2を回収する方法であって、 前記ガス化ガスの一部分について、ガス化ガス中のCOをCO2に転換するCOシフト反応工程と、 前記ガス化ガスの他の一部分を、前記COシフト反応工程を経ずに、前記COシフト反応後のガス化ガスと混合することによって、この混合ガスの温度を150〜350°Cにし、この混合ガス中のCOSをH2Sに転換するCOS転換工程と、 前記COS転換後の混合ガスからH2Sを吸収、除去するH2S吸収工程と、 前記H2S吸収工程によりH2Sを除去した混合ガスからCO2を吸収、除去するCO2吸収工程と を含むCO2回収方法。
IPC (3件):
C01B 31/20 ,  B01D 53/14 ,  C01B 3/16
FI (3件):
C01B31/20 B ,  B01D53/14 C ,  C01B3/16
Fターム (17件):
4D020AA03 ,  4D020AA04 ,  4D020BA19 ,  4D020BB03 ,  4D020BC01 ,  4D020CB08 ,  4G140CA08 ,  4G146JA02 ,  4G146JB03 ,  4G146JB05 ,  4G146JC01 ,  4G146JC03 ,  4G146JC28 ,  4G146JC36 ,  4G146JC39 ,  4G146JD01 ,  4G146JD10

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